九星はどう動く?年盤・月盤・日盤と遁甲盤の基本をわかりやすく解説

九星気学

九星気学を学び始めると、まず「後天定位」という九つの星の基本配置が出てきます。

中央に五黄土星があり、その周囲に八つの星が配置されている形です。

ここで大切なのは、九星はいつも同じ位置にいるわけではないということです。

九星は、年ごと、月ごと、そして日ごとに位置を変えていきます。

その動きを見るために使うのが、年盤・月盤・日盤です。

後天定位は「基本の配置」

まず整理しておきたいのが、後天定位と実際の年盤・月盤・日盤の違いです。

後天定位は、五黄土星が中宮(ちゅうきゅう)に位置する基本となる配置です。

中宮とは、盤の中央のことです。

この基本配置をもとにしながら、九つの星が時間とともに動いていきます。

ですから、後天定位を覚えたら次は、「星は動く」ということを理解する必要があります。

九星は年ごとに動く

九星は、一年ごとに位置を変えます。

その一年間の星の配置を「年盤」といいます。

たとえば、六白金星が中宮に入っている年であれば、その年は六白を中心とした年盤として見ていきます。

そして次の年になると、また星の位置が動きます。

このように、九星気学では一年ごとに盤面が変化していきます。

月ごとにも九星は動く

星が動くのは、年だけではありません。

月ごとにも九星の配置は変わります。

この月ごとの盤を「月盤」といいます。

同じ年の中でも、1か月ごとに中宮へ入る星が変わり、周囲の星の位置も変化します。

つまり、

年の流れの中に、さらに月の流れがある

ということです。

以前の記事でご紹介したように、月の切り替わりも毎月1日ではなく、節入りを基準に見ていきます。

さらに一日ごとにも盤は変わる

九星は、日ごとにも動いています。

一日ごとの九星の配置を「日盤」といいます。

年盤の中に月盤があり、その月の中でさらに日盤が変化していく。

こうして見ると、九星気学では時間を一つの大きな流れとして捉えていることが分かります。

「廻座」とは九星が盤の中を巡ること

九星が盤の中を巡って位置を変えることを、「廻座(かいざ)」といいます。

廻座とは、簡単にいえば九星が盤の中を動き、それぞれの位置に入ることです。

星そのものに象意があり、さらに入った位置にも意味があります。

そのため、同じ星であっても、どこに廻座しているかによって見方が変わってきます。

遁甲盤は九星の動きを確認するための盤

九星の年・月などの動きを確認する時に使うのが「遁甲盤(とんこうばん)」です。

講義では、毎年発行される気学手帳を使いながら、実際の遁甲盤を見て星の動きを確認していきます。

ただ、ブログで細かな盤の使い方まで覚える必要はありません。

まずは、

「九星には基本配置があり、そこから年・月・日ごとに星が動いていく」

という仕組みを理解しておけば十分です。

盤が変わるから、時間の変化を見ることができる

九星が固定されたままであれば、毎年、毎月、毎日同じ意味になってしまいます。

しかし実際には、九星は時間とともに位置を変えていきます。

だからこそ、九星気学では「今はどのような流れの中にいるのか」を盤を通して見ていくことができます。

星の名前だけを覚えるのではなく、星が動くことで時間も変化していくという感覚を持つことが、気学を理解する第一歩になります。

年盤・月盤・日盤は重ねて見る

九星気学では、年盤だけ、月盤だけを見るのではありません。

一年の流れがあり、その中に月の流れがあり、さらに一日ごとの変化があります。

つまり、

年・月・日、それぞれの時間の流れを重ねながら見ていく

ということです。

この仕組みを知ると、「今年はこの星だから、ずっと同じ」という単純な見方ではないことが分かります。

同じ一年の中でも、月が変われば盤も変わる

年盤が同じ一年でも、月盤は毎月変わります。

さらに、その月の中でも日盤は一日ごとに変化していきます。

時間は止まっていません。

年、月、日という異なる大きさの流れが重なりながら進んでいきます。

九星の盤も、その時間の変化に合わせて動いていくのです。

どの星が「中宮」にいるかを見る

盤を見る時の大切なポイントの一つが、どの星が中宮(ちゅうきゅう)に入っているかです。

中宮とは、盤の中央のことです。

年盤であれば、その年にどの星が中央にいるのか。

月盤であれば、その月にどの星が中央にいるのか。

日盤であれば、その日にどの星が中央にいるのか。

こうした違いを見ながら、それぞれの時間の特徴を捉えていきます。

「象意」と組み合わせると盤の意味が見えてくる

九星には、それぞれに象意があります。

象意とは「現象の意味」のことです。

そして、星そのものの象意だけでなく、どの位置に廻座しているのかを見ることで、盤の意味を考えていきます。

このあたりから、九星気学は単に九つの星の特徴を覚えるだけではなくなってきます。

星と位置、そして時間の流れを重ねて見ることで、少しずつ盤の読み方が広がっていきます。

盤を見るために、まず基礎を整理しておく

ここまで聞くと、「年盤と月盤と日盤を全部見なければいけないの?」と難しく感じる方もいるかもしれません。

最初から全部を使いこなす必要はありません。

まずは、

後天定位は基本の配置
年盤は一年ごとの盤
月盤は月ごとの盤
日盤は一日ごとの盤
廻座は星が盤の中を巡ること

この基本を整理しておけば十分です。

土台が分かってから実際の盤を見ると、理解しやすくなります。

気学手帳を使うと、星の動きが見やすくなる

実際の講義では、毎年発行される気学手帳を使いながら、遁甲盤を確認していきます。

文章だけで盤の動きを覚えるより、実際の配置を見ながら年・月の変化を追う方が分かりやすいからです。

ブログでは、まず仕組みを理解するところまで。

実際の盤を見ながら学ぶ段階では、手帳を使うことで理解がさらに深まっていきます。

九星が動くから、気学は「変化」を見る学びになる

後天定位だけを見ると、九つの星が決まった位置に並んでいるように見えます。

しかし、年盤・月盤・日盤まで見ると、その星たちは時間とともに動き続けています。

昨日と今日。

今月と来月。

今年と来年。

時間が変われば、盤も変わります。

九星の動きを見るということは、時間の変化を見ることでもある。

ここを理解すると、九星気学と易に共通する「変化を見る」という世界も、より分かりやすくなってきます。

まずは「星は動く」と覚えておく

遁甲盤や廻座という言葉は、最初は少し難しく感じるかもしれません。

でも、最初に覚えておきたいことはとてもシンプルです。

九星は固定されているのではなく、年・月・日とともに動いている。

まずこの感覚を持つことが、盤を理解する入口になります。

そして、その動きに象意や方位、時間の意味を重ねていくことで、九星気学の見方はさらに広がっていきます。

もっと深く九星気学を学んでみたい方へ

今回は、年盤・月盤・日盤と、九星が盤の中を動く仕組みについてご紹介しました。

「後天定位は分かったけれど、その後どう見るの?」
「年盤と月盤の違いを理解したい」
「実際の盤を見ながら学んでみたい」

そんな方は、動画講座で基礎から順番に学んでみてください。

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