川平法で下肢・歩行へアプローチ|全国鍼灸マッサージ協会の機関誌に症例報告続編が掲載【横須賀・杉本治療院】

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  1. 川平法の症例報告「続編」が機関誌に掲載されました
  2. 手の次に目標となったのが「歩くこと」でした
  3. まず股関節・足関節・骨盤の動きを繰り返します
  4. 「麻痺していない側」の脚も大切です
  5. 歩行には「体重を支えること」と「脚を出すこと」の両方が必要です
  6. 自分で動かせる部分は、できるだけ自分で動かしてもらいます
  7. この症例では、川平法と指圧を組み合わせました
  8. 足の動きだけでなく、身体全体を確認します
  9. 一度できた動きを、繰り返し身体で確認していきます
  10. 施術を続ける中で、下肢や歩行にも変化がみられました
  11. 目標は「歩く形」ではなく、日常生活につながることです
  12. 上肢と下肢を別々に考えすぎないことも大切です
  13. ご家族からも、日常生活での変化についてお声をいただきました
  14. 「できること」が増えると、次の目標が見えてきます
  15. 川平法は「受け身の施術」だけではありません
  16. 今回の症例から、改めて感じたこと
  17. 川平法で必ず麻痺が回復するわけではありません
  18. 病院での診療・リハビリを受けながらでもご相談いただけます
  19. この症例当時は「川平法+指圧」で施術しました
  20. 全国鍼灸マッサージ協会の機関誌に2回にわたり掲載されました
  21. 横須賀で川平法・退院後のリハビリをお探しの方へ
  22. 川平法・脳卒中後のリハビリをLINEでご相談ください

川平法の症例報告「続編」が機関誌に掲載されました

杉本治療院で行っている川平法(促通反復療法)の実践報告が、一般社団法人 全国鍼灸マッサージ協会の機関誌『全鍼協NEWS No.27 2025年10月号』に掲載されました。

2025年6月号では、脳梗塞後に麻痺が残った80代男性に対する上肢・手指の促通反復療法を中心にご紹介しました。

その後も施術を継続し、10月号では「促通反復療法 実践報告2」として、下肢の動きや立位・歩行への取り組みを報告しています。

今回は機関誌の内容をそのまま転載するのではなく、脳卒中後のリハビリを探している患者さんやご家族にも分かりやすいようにご紹介します。


手の次に目標となったのが「歩くこと」でした

今回の患者さんには片麻痺があり、介助を受けながらゆっくり歩くことはできるものの、麻痺側の下肢を十分に使いにくい状態がみられていました。

上肢の促通反復療法を継続する一方で、次に大きな目標となったのが下肢の動きと歩行です。

歩行は、脚を前へ出すだけで成り立つものではありません。

股関節。

膝関節。

足関節。

骨盤。

そして、左右の脚へどのように体重を移すか。

こうした複数の動きを組み合わせながら行われます。

そのため杉本治療院では、「歩けないから歩行練習だけをする」のではなく、歩行を構成する一つひとつの動きを確認していきます。


まず股関節・足関節・骨盤の動きを繰り返します

機関誌で紹介した下肢への促通反復療法では、寝た姿勢で、

  • 股関節の屈曲・伸展などの運動
  • 足関節を動かす運動
  • 骨盤を持ち上げたり回旋させたりする運動

などを行いました。

患者さん自身に「この方向へ動かす」と意識していただきながら、必要な部分を施術者が補助します。

そして、一度だけではなく何度も反復します。

大きな歩行動作をいきなり求めるのではなく、歩くために必要な小さな運動を一つずつ引き出していく。

これが促通反復療法を下肢へ行う際にも大切になります。


「麻痺していない側」の脚も大切です

片麻痺では、どうしても麻痺側の手足に目が向きます。

しかし歩行では、麻痺していない側の脚にも重要な役割があります。

片方の脚を前へ出すためには、反対側の脚で身体を支えなければなりません。

そのため今回の症例では、寝た姿勢での下肢運動だけでなく、立った状態で身体を支える動作にも取り組みました。

杉本治療院では、麻痺側だけを一生懸命動かすのではなく、左右の脚がどのように役割を分担しているのかも確認します。


歩行には「体重を支えること」と「脚を出すこと」の両方が必要です

歩くときには、片方の脚で身体を支え、その間に反対側の脚を前へ運びます。

つまり、

身体を支える。

体重を移す。

脚を前へ出す。

という動きが連続して起こっています。

脳卒中後の片麻痺では、この一連の動作のどこかが難しくなっていることがあります。

そのため杉本治療院では、実際の歩行をみながら、どの動作を練習する必要があるのかを考えます。

歩き方だけを形として直すのではなく、その歩行をつくっている身体の動きを一つずつみていきます。


自分で動かせる部分は、できるだけ自分で動かしてもらいます

川平法では、施術者がすべての動きを行うわけではありません。

本人が自分で動かせる部分については、できるだけ自動運動として行ってもらいます。

難しい部分だけを施術者が補助しながら、「自分で動かす」という感覚を大切にします。

今回の症例でも、促通反復療法を行いながら、患者さん自身で下肢を動かす練習を繰り返しました。

「してもらうリハビリ」だけではなく、「自分で身体を使うリハビリ」へつなげていく。

杉本治療院では、この考え方を大切にしています。


この症例では、川平法と指圧を組み合わせました

今回の症例では、促通反復療法だけでなく、指圧による身体の施術を組み合わせて行いました。

脳卒中後の身体では、麻痺している下肢だけでなく、身体を支えるために首・肩・背中・腰や、麻痺していない側にも負担がかかることがあります。

そこで杉本治療院では、身体へ実際に触れながら、筋肉の緊張や左右差、動かしにくい部位などを確認しました。

必要な部位へ指圧を行い、その後に促通反復療法による運動へつなげていきます。

指圧による身体への感覚入力と、川平法による患者さん自身の運動出力。

杉本治療院では、この「入力 → 出力」という流れを意識しながら施術を組み立てています。

これは指圧そのものが麻痺を回復させると断定するものではなく、身体を実際に触れて状態を確認しながら、その後の意図した運動へつなげていく杉本治療院での臨床的な考え方です。


足の動きだけでなく、身体全体を確認します

脳卒中後に歩行が不安定になると、麻痺側だけでなく身体のさまざまな部位へ負担がかかることがあります。

反対側の脚を強く使う。

上半身に力を入れて身体を支える。

肩や背中が緊張する。

腰や骨盤まわりが硬くなる。

こうした状態もみられます。

今回の症例では、こうした全身の状態を確認しながら、必要な部位へ指圧を行いました。

歩く脚だけではなく、「歩いている身体全体」をみる。

これも杉本治療院で川平法を行う際に大切にしている考え方です。


一度できた動きを、繰り返し身体で確認していきます

促通反復療法では、目的とする動きが一度現れたら終わりではありません。

その動きを何度も繰り返し、患者さん自身にも感覚を確認していただきます。

もちろん、麻痺の程度や疲労によって、できる運動量には個人差があります。

その日の体調を確認しながら無理のない範囲で行います。

「できないこと」に目を向け続けるのではなく、「今できる動きをどう育てていくか」を考える。

これが今回の下肢・歩行への取り組みでも大切なポイントでした。



「退院後も歩く練習を続けたい」
「下肢の麻痺に川平法を受けてみたい」
「今の歩行状態でも相談できるか知りたい」

杉本治療院公式LINEから、川平法についてご相談いただけます。


施術を続ける中で、下肢や歩行にも変化がみられました

今回の症例では、上肢・手指への促通反復療法を継続しながら、下肢や歩行にも取り組んでいきました。

一度の施術だけで大きな変化を求めるのではなく、患者さんの状態を確認しながら、股関節・膝・足関節・骨盤の運動を繰り返します。

そのうえで、立位や歩行へつなげていきました。

継続する中で、身体を支える動きや下肢の運動、歩行などに変化がみられるようになりました。

ただし、これは今回ご紹介している一人の患者さんの経過です。

脳卒中後の状態には個人差があり、すべての方に同じ変化が起こるわけではありません。


目標は「歩く形」ではなく、日常生活につながることです

歩行練習というと、「きれいに歩くこと」が目標のように思われるかもしれません。

しかし実際の生活では、

  • ベッドから立ち上がる
  • トイレまで移動する
  • 椅子へ座る
  • 室内を安全に歩く
  • 外出する

など、さまざまな動作が必要になります。

杉本治療院では、単に歩行の形だけをみるのではなく、その動きが日常生活の中でどのように役立つかを考えながら施術と運動を行います。

「治療院ではできるけれど、家では使えない」という状態ではなく、少しでも生活につながる動きを目指します。


上肢と下肢を別々に考えすぎないことも大切です

歩くときには、脚だけが動いているわけではありません。

骨盤が動き、体幹が支え、腕もバランスを取ります。

また、立ち上がるときには上半身と下半身が協調して動きます。

そのため杉本治療院では、手・腕・脚を完全に別々のものとしてみるのではなく、身体全体の動きとして確認します。

今回の症例でも、上肢への促通反復療法を継続しながら、下肢・体幹・歩行へと取り組みを広げていきました。


ご家族からも、日常生活での変化についてお声をいただきました

脳卒中後のリハビリでは、治療院での動きだけでなく、ご自宅での様子も大切な情報になります。

今回の症例では、ご家族からも、施術を続ける中で手の動きや日常生活の中で変化を感じる場面があったこと、そして患者さんご本人が前向きにリハビリへ取り組んでいる様子についてお声をいただきました。

ご家族は、患者さんと毎日生活しているからこそ、小さな変化に気づくことがあります。

杉本治療院では、施術中の動きだけでなく、「家ではどうだったか」「以前より何がしやすくなったか」というお話も大切にしています。


「できること」が増えると、次の目標が見えてきます

脳卒中後のリハビリでは、最初から大きな目標だけを見ると、遠く感じてしまうことがあります。

まず指が少し動く。

次に物をつかむ。

脚を自分で動かす。

立った状態で身体を支える。

そして歩行へつなげる。

このように、今できることを積み重ねることで、次に取り組む目標が見えてくることがあります。

今回の症例も、上肢・手指から始まり、下肢・立位・歩行へと取り組みを広げていきました。


川平法は「受け身の施術」だけではありません

指圧などの施術では、患者さんに横になっていただき、身体の状態を確認しながら施術者が手を加えます。

一方、川平法では患者さん自身にも「動かす」という役割があります。

自分で動かそうとする。

施術者が必要な部分を補助する。

その動きを繰り返す。

施術者と患者さんが一緒に動きをつくっていくことが、促通反復療法の特徴の一つです。

杉本治療院では、指圧で身体をみる時間と、川平法で実際に身体を動かす時間の両方を大切にしています。


今回の症例から、改めて感じたこと

脳卒中後のリハビリでは、「麻痺している手足を動かす」ということだけに目が向きやすくなります。

しかし実際には、

身体全体の緊張。

反対側への負担。

体幹や骨盤の使い方。

疲労。

日常生活で身体を使う機会。

こうした要素も関係します。

今回の症例を通しても、指圧で身体全体を確認することと、川平法で意図した運動を繰り返すことの両方が大切だと感じています。

「麻痺している部位だけ」ではなく、「その人の身体全体」をみる。

これは杉本治療院が脳卒中後の患者さんを施術する際に大切にしている考え方です。


川平法で必ず麻痺が回復するわけではありません

脳卒中後の回復は、発症からの期間、麻痺の程度、年齢、基礎疾患、日常生活などさまざまな要因によって異なります。

そのため、川平法や指圧を受ければ必ず麻痺が回復するとお約束することはできません。

今回ご紹介した症例についても、一人の患者さんにみられた経過です。

現在の身体の状態から、どの動きを練習できるのかを考え、繰り返し身体を使う機会をつくる。

杉本治療院では、その積み重ねを大切にしています。


病院での診療・リハビリを受けながらでもご相談いただけます

現在も医療機関で診察やリハビリを受けている方は、その治療を続けながら杉本治療院をご利用いただけます。

脳卒中では、再発予防のための服薬や血圧管理、医師による経過観察なども非常に重要です。

杉本治療院の川平法や指圧は、それらに代わるものではありません。

必要な医療を受けながら、身体を動かす機会や身体ケアを追加する選択肢としてご利用いただけます。


この症例当時は「川平法+指圧」で施術しました

今回ご紹介した症例では、川平法(促通反復療法)と指圧を組み合わせて施術しました。

症例報告当時、杉本治療院では現在のように鍼灸を臨床へ取り入れていなかったため、この患者さんへの施術は川平法と指圧を中心に行っています。

現在の杉本治療院では指圧に加えて鍼灸にも対応しており、患者さんの身体の状態やご希望に応じて施術方法をご提案することができます。

ただし、今回掲載された症例については「川平法+指圧」で行った症例としてご紹介しています。


全国鍼灸マッサージ協会の機関誌に2回にわたり掲載されました

杉本治療院で行っている促通反復療法の症例は、全国鍼灸マッサージ協会の機関誌に、2025年6月号と10月号の2回にわたり掲載していただきました。

6月号では主に上肢・手指への取り組み。

10月号では、その続編として下肢・立位・歩行への取り組みをご紹介しました。

専門家向けの症例報告ではありますが、今回ブログでもご紹介することで、

「退院後もリハビリを続けたい」

「川平法を受けられるところを探している」

「手だけでなく歩行も相談したい」

という方に、杉本治療院で行っている実際の取り組みを知っていただければと思っています。


横須賀で川平法・退院後のリハビリをお探しの方へ

病院を退院したあとも、麻痺した手足を動かす練習を続けたいと考える方はいらっしゃいます。

杉本治療院では、川平法(促通反復療法)と身体の状態に合わせた施術を通して、退院後も身体を使う機会をつくることを大切にしています。

指圧による身体への感覚入力と、川平法による意図した運動の出力。

身体を整えることと、実際に動かすことを組み合わせながら、その方の現在の状態に合わせて進めます。

横須賀を中心に、市外・県外からのご来院も歓迎しています。

「今の麻痺の状態でも川平法を受けられるのか」「歩行について相談できるのか」という方も、まずはお気軽にお問い合わせください。


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「下肢や歩行の練習を続けたい」

「今の状態でも川平法を受けられるか相談したい」

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✅ 上肢・手指だけでなく下肢・歩行もみます

✅ 指圧による身体ケアも組み合わせます

✅ 市外・県外からのご来院も歓迎します

現在の麻痺の状態や、退院後の生活・歩行の状況などもお気軽にお聞かせください。