横須賀の川平法(促通反復療法)|全国鍼灸マッサージ協会の機関誌に症例報告が掲載【杉本治療院】

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全国鍼灸マッサージ協会の機関誌に、杉本治療院の症例報告が掲載されました

杉本治療院で行っている川平法(促通反復療法)の症例報告が、一般社団法人 全国鍼灸マッサージ協会の機関誌『全鍼協NEWS No.26 2025年6月号』に掲載されました。

今回掲載されたのは、脳梗塞後に麻痺が残った患者さんに対して、杉本治療院でどのように促通反復療法を取り入れているかをまとめた実践報告です。

専門家向けの機関誌ではありますが、今回はその内容を、脳卒中後のリハビリを探している患者さんやご家族にも分かりやすいようにご紹介したいと思います。

「退院後もリハビリを続けたい」

「手や指をもう少し動かせるようになりたい」

そのような方に、杉本治療院で行っている川平法を知っていただくきっかけになればと思います。


川平法(促通反復療法)を杉本治療院で取り入れた理由

杉本治療院では以前から、脳卒中後遺症の患者さんに対して指圧・マッサージなどの施術を行ってきました。

その中で、麻痺した手足に対して、身体を整えるだけでなく、「実際に動かす練習をもっと積極的に取り入れたい」と考えるようになりました。

そこで導入したのが、川平和美医師によって開発・発展された促通反復療法(川平法)です。

川平法では、患者さん自身が「このように動かしたい」と意図し、その運動を施術者が補助しながら繰り返していきます。

ただ手足を動かしてもらうのではなく、本人の意思と実際の運動をつなげながら反復することが大切になります。


今回掲載されたのは、80代男性・脳梗塞後の症例です

今回の機関誌で紹介されたのは、脳梗塞後に麻痺が残った80代男性の一例です。

初めて杉本治療院へ来院された時点では、自力歩行が難しく、手指にも強い麻痺が残っていました。

特に手については、指を思うように動かすことが難しく、日常生活でも使いにくい状態でした。

そこで杉本治療院では、現在できる動きを確認しながら、上肢・手指を中心とした促通反復療法を開始しました。

大切なのは、「できない動き」を無理に行わせるのではなく、現在できる動きを手がかりにしながら反復していくことです。


手指は「握る」だけでなく「開く」動きも大切です

脳卒中後の手指の麻痺では、握る動きは出ても、指を伸ばして開くことが難しい場合があります。

今回の症例でも、手指の動きを一つずつ確認しながら促通反復療法を行いました。

指を曲げる。

指を伸ばす。

物をつかむ。

つかんだ物を離す。

こうした日常生活につながる動きを、できる範囲から繰り返します。

機関誌では、手指の促通反復療法を行っている実際の施術写真も掲載していただきました。


電気刺激を組み合わせることもあります

今回の症例では、運動の補助として電気刺激も取り入れました。

動かしたい筋肉へ適切な刺激を加えながら、そのタイミングに合わせて患者さん自身にも動かしてもらいます。

杉本治療院では、こうした刺激を単独で使うのではなく、「動かそうとする意思」と実際の運動を結びつけるための補助として活用しています。

患者さんの状態によって必要な方法は異なるため、すべての方に同じ刺激を行うわけではありません。


振動刺激を加えながら、手指を動かすことも

機関誌で紹介された症例では、電気刺激だけでなく、振動刺激を加えながら手指の運動を行う方法も取り入れています。

筋肉や腱などへ感覚刺激を加えながら、その直後に目的とする動きを反復します。

杉本治療院では、このようなアプローチも含めて、身体へ感覚を入れ、その後に自分で動かすという流れを大切にしています。

以前のブログでもご紹介している、

「感覚入力 → 意図した運動の出力」

という考え方です。

これは電気刺激や振動刺激だけでなく、指圧・マッサージ・鍼灸を組み合わせる場合にも共通して意識しています。


同じ動きを「何度も繰り返す」ことに意味があります

促通反復療法という名前のとおり、川平法では反復が大切です。

一度できたから終わりではありません。

患者さん自身が動きを意識しながら、同じ運動を繰り返していきます。

例えば手指では、一つの動作を繰り返し練習します。

大きな変化を一度に求めるのではなく、「今できている動きを、より確実に行えるようにする」ことを積み重ねていきます。

杉本治療院では、患者さんの疲労や身体の状態を確認しながら、その日に行う反復回数や内容を調整しています。


杉本治療院では、川平法だけを単独で考えません

脳卒中後の身体では、麻痺している手足だけでなく、首・肩・背中・腰などに緊張が出ていることもあります。

麻痺していない側へ負担が集中している場合もあります。

そのため杉本治療院では、促通反復療法だけでなく、身体の状態に応じて指圧・マッサージ、必要に応じて鍼灸を組み合わせます。

身体への感覚入力を行い、その後に意図した運動を繰り返す。

身体を整えることと、実際に動かすことを分けて考えない。

それが杉本治療院で川平法を行う際に大切にしている考え方です。



「退院後もリハビリを続けたい」
「手や指の麻痺に対する川平法を受けてみたい」
「今の状態でも施術を受けられるか相談したい」

杉本治療院公式LINEから、川平法についてご相談いただけます。


施術を続ける中で、少しずつ動きの変化を確認しました

今回の症例では、一度の施術で大きな変化を求めるのではなく、促通反復療法を継続しながら経過を確認していきました。

機関誌でも、施術開始から41日目、80日目、94日目と、時期を追いながら身体の変化が紹介されています。

脳卒中後の麻痺では、その日の体調や疲労によって動きやすさが変わることもあります。

そのため杉本治療院では、

  • どこまで自分で動かせるか
  • 動かすときに力が入りすぎていないか
  • 以前より動作が行いやすくなっているか
  • 日常生活で使える動きにつながっているか

などを確認しながら施術を進めます。

「昨日より少し動いた」という一回の変化だけではなく、その動きを繰り返し行えるようになっているかを見ることも大切です。


手指は「日常生活で使えること」を目標にします

手や指の運動は、ただ曲げ伸ばしができればよいわけではありません。

日常生活では、

物をつかむ。

離す。

支える。

指先を使う。

といったさまざまな動きが必要になります。

今回の症例でも、手指の促通反復療法を続けながら、実際の生活につながる動きを意識して練習しました。

「治療院の中だけで動く」のではなく、少しでも生活の中で使える手につなげていく。

そのことを大切にしています。


肩・肘・手首・指を別々に考えすぎない

手指を動かすためには、指だけでなく肩や肘、手首の動きも関係します。

肩が動かしにくければ、手を目的の位置まで運びにくくなります。

肘や手首の動きが十分でなければ、指先の細かな動作にも影響します。

そのため杉本治療院では、手指だけを繰り返し動かすのではなく、肩・肘・手首・指を一連の上肢運動として確認します。

必要に応じて指圧・マッサージで肩や腕の緊張を確認し、そのあと促通反復療法へつなげます。


「動かそうとすること」と「実際に動くこと」を結びつける

川平法で大切なのは、施術者が手足を動かして終わることではありません。

患者さん自身に「この方向へ動かす」という意思を持っていただき、その動きが出やすいよう施術者が補助します。

そして、その運動を繰り返します。

杉本治療院では、電気刺激や振動刺激を使う場合も、刺激そのものを目的にはしていません。

感覚刺激を加えながら、本人が意図した運動を繰り返すための一つの補助として取り入れています。

こうした考え方が、杉本治療院で大切にしている「入力 → 出力」の流れにつながります。


できるようになった動きは、さらに繰り返します

促通反復療法では、「一度できたから次へ」というわけではありません。

動きが出てきた場合には、その動作をさらに反復します。

同じ動きを繰り返すことで、本人も「このように身体を動かす」という感覚を確認しやすくなります。

一方で、疲労が強くなるまで無理に続ける必要はありません。

杉本治療院では、動きの質・疲労・身体の反応をみながら、その日の内容を調整しています。


脳卒中後のリハビリは「本人のペース」が大切です

脳卒中後の回復には個人差があります。

発症からの期間。

麻痺の程度。

年齢。

合併症。

日常生活で身体を動かす機会。

さまざまな条件が関係します。

そのため、他の患者さんと比べる必要はありません。

「この人はこれだけ動いたから、自分も同じ期間で動かなければならない」と考えるものではありません。

今回ご紹介している経過も、一人の患者さんの症例です。

すべての方に同じ経過や結果を保証するものではありません。


ご家族と一緒にリハビリを支えることもあります

脳卒中後の生活では、ご本人だけでなく、ご家族が日常生活を支えていることも少なくありません。

ご家族にとっても、

「どこまで動かしてよいのか」

「もっと練習した方がよいのか」

「無理をさせていないか」

と不安になることがあります。

杉本治療院では、必要に応じて現在の身体の状態や、ご自宅で取り組みやすい動きについてもお伝えします。

ご本人だけでなく、ご家族にも無理のない形で続けられることを大切にしています。


病院のリハビリと対立するものではありません

川平法を受けるからといって、病院での診療やリハビリが不要になるわけではありません。

血圧管理。

服薬。

再発予防。

医師による経過観察。

こうした医療は引き続き重要です。

現在病院でリハビリを受けている方でも、その治療を継続しながら杉本治療院をご利用いただけます。

医療機関での診療・リハビリを尊重しながら、自費で身体を動かす機会を追加する。

杉本治療院では、そのような位置づけで川平法を行っています。


全国鍼灸マッサージ協会の機関誌に掲載していただいた意味

今回、杉本治療院で実際に行っている促通反復療法を、全国鍼灸マッサージ協会の機関誌で症例報告として紹介していただきました。

川平法は、施術の形だけを覚えればよいものではありません。

患者さんがどの動きを必要としているのか。

現在どこまで動かせるのか。

どのように補助すれば、意図した動きにつながりやすいのか。

一人ひとりの身体をみながら考える必要があります。

今回の掲載を通して、脳卒中後の患者さんに対する一つの取り組みとして、促通反復療法を知っていただければ嬉しく思います。


症例報告には「続き」があります

今回ご紹介したのは、『全鍼協NEWS』2025年6月号に掲載された症例報告です。

その後も患者さんの施術は継続し、2025年10月号には「促通反復療法 実践報告2」として、その後の経過も掲載していただきました。

10月号では、上肢だけでなく、下肢の動きや立位・歩行に対する促通反復療法についても紹介されています。

次の記事では、この症例のその後と、杉本治療院で行った下肢・歩行へのアプローチについて、一般の方にも分かりやすくご紹介します。


横須賀で川平法(促通反復療法)をお探しの方へ

脳梗塞や脳出血のあと、病院を退院してからも麻痺が残っている方は少なくありません。

「もう少し手を使う練習をしたい」

「歩く練習を続けたい」

「退院後も身体を動かす機会がほしい」

杉本治療院では、川平法(促通反復療法)を取り入れながら、その方の身体の状態に合わせて施術と運動を行っています。

また、必要に応じて指圧・マッサージ・鍼灸を組み合わせ、身体全体の状態も確認します。

身体への感覚入力と、本人が意図した運動の反復。

その両方を大切にしながら、退院後の身体づくりをサポートします。

横須賀を中心に、市外・県外からのご来院も歓迎しています。

現在の身体の状態でも川平法を受けられるか分からない方も、まずはお気軽にご相談ください。


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✅ 市外・県外からのご来院も歓迎します

現在の麻痺の状態や退院後の状況なども、お気軽にお聞かせください。