四緑木星には、「従順」という象意があります。
「従順」と聞くと、人の言うことに何でも従う、自己主張をしない、といった印象を持つかもしれません。
しかし、四緑木星の従順は、単なる言いなりとは違います。
尊敬できる人から学ぶ。正しいと思えるものを素直に受け入れる。周囲との関係を整えながら前へ進む。
そこに、四緑木星の「従順」の意味があります。
四緑木星の従順には「尊敬心」がある
二黒土星にも「従順」という象意があります。
ただし、二黒と四緑では少し意味が違います。
二黒土星の従順には、忍耐すること、じっくり受け止めることが含まれます。
一方、四緑木星の従順には、尊敬心があります。
「この人から学びたい」
「この考えは大切にしたい」
そう思えるものに、素直に耳を傾ける。
尊敬できるものを持つことで、自分自身も成長していく。
これが四緑木星らしい従順です。
素直に学べる人は伸びやすい
人は経験を重ねるほど、自分のやり方にこだわりやすくなります。
もちろん、自分の考えを持つことは大切です。
ただ、自分の考えだけに固まってしまうと、新しいものが入ってこなくなることがあります。
四緑木星には、周囲の意見を聞き、必要なものを取り入れながら自分を整えていく力があります。
素直さは、弱さではなく成長するための力です。
人の良いところを認め、学べる人ほど、自分の世界も広がっていきます。
自分の考えを押し通すだけでは、まとまりにくい
四緑木星は、人をまとめ、関係を整えていく星です。
だからこそ、自分の意見だけを強く押し通してしまうと、四緑らしい良さが出にくくなります。
相手には相手の考えがあります。
自分には自分の考えがあります。
どちらか一方を無理に通すのではなく、話を聞きながら調整していく。
「自分が正しい」だけで進まず、相手の立場にも目を向ける。
そこに、四緑木星の調和する力があります。
人に従うのではなく「正しいもの」に従う
従順といっても、誰の言うことでも聞けば良いわけではありません。
大切なのは、何に従うのかです。
自分が尊敬できる人。
筋の通った考え。
より良い方向へ進むために必要な助言。
そうしたものを素直に受け入れる。
四緑木星の従順とは、自分をなくすことではなく、学ぶ姿勢を失わないことです。
尊敬できる人がいることは、大きな力になる
尊敬できる人がいると、自分の基準が高くなります。
考え方を学ぶ。
行動を見習う。
自分に足りないところに気づく。
そうやって少しずつ、自分自身も整っていきます。
四緑木星は、一人で完成しようとするよりも、人との関係の中から多くを学び、成長していく星です。
尊敬できる人との出会いは、四緑木星にとって大きな財産になります。
調整に時間をかけることにも意味がある
四緑木星は、相手や周囲との調整を大切にします。
そのため、何かを決める時に少し時間がかかることもあります。
でも、その時間は決して無駄ではありません。
相手の考えを聞き、お互いに納得できるところを探すことで、関係そのものが深まっていきます。
急いで結論を出すより、信頼を残しながら前へ進む。
これも、四緑木星らしい進み方です。
尊敬心は、人との関係をやわらかくする
尊敬できる相手に対しては、自然と話を聞こうという姿勢が生まれます。自分の意見だけを押し通すのではなく、相手から学ぼうとする気持ちがあるからです。
四緑木星は、人と人との間を整え、まとめる星です。そのため、尊敬心を持てることは、人間関係をやわらかくする大切な力になります。
相手を尊重できる人は、相手からも信頼されやすくなります。
「素直さ」と「自分を持つこと」は両立する
素直に人の話を聞くことと、自分の考えを持つことは矛盾しません。
一度受け止めてから、自分で考える。必要なものは取り入れ、違うと思う部分は改めて考える。そうした柔らかさがあるからこそ、人は成長できます。
何でも従うのではなく、学ぶ姿勢を失わない。これが四緑木星の従順を理解するうえで大切なところです。
人を信頼することは、自分を信じることにもつながる
四緑木星は、信用・信頼とも深く関わる星です。
尊敬できる人を持ち、その人から学び、周囲との関係を丁寧に育てていく。そうした経験を重ねることで、人を見る目も少しずつ養われていきます。
人を信頼できるようになると、自分の判断にも落ち着きが出てきます。
尊敬すること、信頼すること、自分を信じること。この三つは、四緑木星の中で自然につながっていきます。
四緑木星は、人の中で育っていく
四緑木星は、一人だけで強く進むよりも、人との関係の中で自分を磨いていく星です。
人の話を聞く。尊敬できる人から学ぶ。必要なところを調整する。周囲と一緒に成長していく。
そうした積み重ねによって、四緑木星が持つ「整える力」や「まとめる力」も深まっていきます。
人と共に生きるからこそ、自分自身も整っていく。ここに四緑木星らしい成長があります。
尊敬できる人を持つことは、大きな財産
人生の中で、「この人のようになりたい」「この人からもっと学びたい」と思える相手に出会えることは、とても大きな財産です。
その人の言葉や生き方を通して、自分では気づかなかったことに気づくことがあります。新しい見方を知り、自分の世界が広がることもあります。
四緑木星の「尊敬心」は、単なる上下関係ではありません。
人の良さを認め、そこから学び、自分自身も成長していく力と見ると、とても分かりやすくなります。
まとめ
四緑木星の「従順」は、何でも人に従うという意味ではありません。
尊敬できるものを持つこと。人の話を素直に聞くこと。正しいと思えることを受け入れること。そして、周囲との関係を整えながら進むこと。
四緑木星の従順には、尊敬心があります。
その尊敬心が人への信頼につながり、やがて自分自身への信頼にもつながっていきます。
人と共に学び、人と共に成長していく。そこに、四緑木星ならではのやわらかな強さがあります。
次回は、四緑木星の「長・遠」という象意から、長く続くこと、遠くとのご縁について見ていきます。
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