便がゆるい・お腹を壊しやすいお子さんへ
「もともと便がゆるい」
「緊張するとすぐ下痢をする」
「冷たいものを食べるとお腹を壊しやすい」
子どもの下痢や軟便には、感染症や食事だけでなく、胃腸の弱さ、冷え、疲労、精神的な緊張などが関係することもあります。
杉本治療院の小児鍼灸では、便の状態だけを見るのではなく、お腹・睡眠・食欲・緊張しやすさ・全身の体調まで確認します。
下痢だから「腸をもっと動かす」わけではありません
便秘では腸の動きを促すイメージがありますが、下痢の場合は考え方が異なります。
すでにお腹が過敏になっている子へ強い刺激を加えると、負担になることもあります。
そのため小児鍼灸では、強く刺激するのではなく、胃腸が落ち着いて働きやすい状態を目指してやさしく施術することを大切にしています。
東洋医学では「脾・胃」をみます
東洋医学では、消化や吸収の状態を考えるときに脾・胃を重視します。
ここでいう「脾」は、現代医学の脾臓そのものではなく、消化・吸収や栄養、水分代謝などに関わる働きとして捉えます。
脾の働きが弱いと、便がゆるい、食欲が安定しない、疲れやすいといった状態がみられると考えることがあります。
そのため、お腹の張りや冷え、食欲、便の回数なども確認しながら施術します。
緊張すると下痢をする子では「肝」もみます
「学校へ行く前になるとお腹がゆるくなる」
「発表会や試合の前にトイレが近くなる」
このように、緊張と便通が強く結びついているお子さんもいます。
東洋医学では、緊張やストレスによって気の巡りが乱れ、胃腸の働きに影響する状態を肝脾不和などと考えることがあります。
この場合は、お腹だけでなく、背中や首肩、手足などもみながら、身体全体の緊張をやわらげていきます。
お腹の冷えがある場合は温灸も使います
手足が冷たい、お腹が冷えやすい、冷たい飲食物で症状が出やすいという子もいます。
このような場合には、必要に応じて温灸を組み合わせることがあります。
熱いお灸を我慢させるのではなく、心地よい温かさでお腹や背中を整えます。
冷えが強い子では、温めることで身体がリラックスしやすくなることもあります。
小児鍼は「刺さない鍼」が中心です
杉本治療院の小児鍼灸では、てい鍼やローラー鍼などの刺さない鍼を中心に使います。
皮膚を軽くなでる、触れるといったやさしい刺激なので、鍼を怖がるお子さんにも受けていただきやすい方法です。
お腹・背中・手足など、その日の状態に合わせて刺激量を調整します。
お腹の張り方や力の入り方も確認します
便がゆるい子でも、お腹の状態は一人ひとり違います。
お腹が張って硬い子もいれば、力がなく柔らかい子もいます。
緊張が強い子では、みぞおちや腹部に力が入り続けていることもあります。
そのため、同じ「下痢」という症状でも、刺激の強さや施術する部位を変えることが大切です。
生活の中で無理をさせすぎないことも大切です
便がゆるいときは、疲労や睡眠不足が重なっていないかも確認します。
学校・習い事・運動などが続いて身体が疲れていると、胃腸の調子も安定しにくくなることがあります。
小児鍼灸では、症状だけを止めるのではなく、よく眠れているか、食べられているか、疲れすぎていないかも大切にします。
こんなお子さんは一度ご相談ください
- 便がいつもゆるい
- 下痢を繰り返しやすい
- 緊張するとお腹を壊す
- 冷えると便がゆるくなる
- お腹が張りやすい
- 胃腸が弱く疲れやすい
- 刺す鍼は怖がる
小児鍼灸は寛子先生が担当しています。
刺さない小児鍼を中心に、胃腸・冷え・緊張・睡眠・東洋医学的な体質をみながら、やさしく身体を整えていきます。
高熱、血便、繰り返す嘔吐、強い腹痛、ぐったりしている、脱水が疑われるなどの場合には、小児鍼灸より先に医療機関での確認が必要です。
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