二黒土星⑤|「従順」とは?柔軟さ・素直さから見る二黒土星の強さ

九星気学・易

「従順」という言葉を聞くと、

「人の言うことに従う」

「自分の意見を持たない」

というイメージを持つかもしれません。

でも、気学で二黒を見る時の「従順」は、少し意味が違います。

ここで大切なのは、柔軟さと素直さです。

自分の考えを持ちながら、人の話も聞ける

自分の考えを持つことは大切です。

でも、自分の考えだけに固まってしまうと、見えなくなることもあります。

そんな時に、

「なるほど、そういう見方もあるのか」

と一度受け止められる。

これが、二黒の従順さを良い形で使っている状態です。

人の意見を聞くことと、自分を失うことは同じではありません。

聞いたうえで、自分なりに考える。

その柔らかさが、成長につながります。

真面目だからこそ、少し頑固になることもある

二黒には、決めたことをきちんとやりたい気持ちがあります。

決められたことを守る。

途中で投げ出さない。

いい加減に済ませない。

こうした真面目さは大きな長所です。

ただ、その良さが強く出ると、

「こうでなければいけない」

と考えすぎて、少し融通が利きにくくなることがあります。

だからこそ、自分の軸は持ちながら、やり方は柔らかくすることが大切です。

柔軟になれると、二黒はさらに強くなる

大地は、ただ硬いだけではありません。

雨を受け入れ、植物の根を受け止め、さまざまなものを育てます。

二黒の柔軟さも、それと似ています。

違う意見を受け入れる。

状況が変われば、やり方を変える。

必要なら、もう一度学び直す。

そうした柔らかさが加わると、もともとの粘り強さがさらに活きてきます。

折れない強さだけでなく、しなやかに続けられる強さ。

私は、これが二黒の「従順」の魅力だと思います。

素直な人ほど、吸収できるものが多い

人から教えてもらった時に、最初から否定してしまうと、学べるものは少なくなります。

反対に、

「まずやってみよう」

「一度聞いてみよう」

という姿勢があると、経験を自分の中に取り込みやすくなります。

二黒は、技術や経験を積み重ねていく力を持っています。

だからこそ、素直さが加わると、学んだことがさらに身につきやすくなります。

うまくいっている時ほど、人の意見を聞く

人は、困っている時には周囲の意見を聞きます。

でも、本当に難しいのは、うまくいっている時です。

順調な時ほど、

「自分のやり方で大丈夫」

と思いやすくなります。

そんな時でも、周囲の声に耳を傾けられる。

うまくいっている時にこそ、素直でいられる。

これは、二黒の従順を活かすうえで、とても大切な姿勢です。

二黒は「聞き上手」で力を発揮する

二黒の柔軟さは、人の話を聞く場面でも活かされます。

自分がたくさん話すより、相手が何を求めているのかを丁寧に聞く。

何に困っているのか。

何を望んでいるのか。

どこで迷っているのか。

そこを聞ける人は、自然と信頼されます。

話し上手であることより、相手を理解できること。

二黒の対人力は、そんなところに表れます。

自分のやり方に固執しない

真面目で責任感が強い人ほど、「このやり方が正しい」と思うと、その方法を守りたくなります。

でも、状況が変われば、やり方を変えた方がうまくいくこともあります。

大切なのは、目的まで変えてしまうことではありません。

目指すところは変えず、方法は柔軟に変える。

この姿勢が身につくと、二黒のぶれにくさと柔軟さがうまく両立します。

柔らかい人ほど、長く続けられる

強い人というと、何があっても考えを変えない人を想像するかもしれません。

でも、本当に長く続けられる人は、必要な時に修正できます。

間違えたら直す。

人の意見を聞く。

今の状況に合わせて工夫する。

それでも、簡単には諦めない。

この「柔らかいのに折れない」という強さが、二黒のしぶとさです。

素直さは、経験を実力に変えてくれる

仕事でも勉強でも、最初から何でも分かる人はいません。

教わる。

やってみる。

失敗したら修正する。

そして、また続ける。

その繰り返しで、経験は少しずつ自分の力になります。

ここで大切なのが、素直さです。

「知らないことは教えてもらう」「良いと思ったことは取り入れる」

この姿勢があると、二黒が持つ積み重ねる力も、より活かしやすくなります。

順調な時こそ、周りを見る

うまくいかない時に人の意見を聞くのは、それほど難しくありません。

本当に差が出るのは、順調な時です。

仕事がうまくいっている。

周囲から評価されている。

自分のやり方に自信が出てきた。

そんな時にも、周りの声を聞けるか。

調子がいい時にこそ、視野を狭くしない。

そこに、二黒の従順さを活かす大きなポイントがあります。

二黒土星⑤まとめ

二黒の「従順」は、ただ人に従うことではありません。

人の話を聞く。

違う意見も一度受け止める。

必要なら、自分のやり方を修正する。

それでも、自分の大切な軸は失わない。

素直さと柔軟さが加わることで、二黒の粘り強さはさらに大きな力になります。

もし本命星が二黒土星なら、「頑固になっていないかな」と気にするより、まずは人の意見を聞ける自分の柔らかさを大切にしてみてください。

その柔らかさが、長く続ける力や、人から信頼される力にもつながっていきます。

次回の「二黒土星⑥」では、二黒の「蔵する力」について、人・技術・経験・資産を蓄えるという視点から見ていきます。

もっと深く九星気学を学んでみたい方へ

九星の特徴を知ると、自分の長所だけでなく、どう成長していけばよいかも見えやすくなります。

「自分の本命星をもっと知りたい」
「九星の象意を人生に活かしたい」
「九星気学や易を基礎から体系的に学びたい」

そんな方は、動画講座でも一緒に学んでみてください。

▼ 気学・易学教室【第1回】単品講座 2,980円(税込)
第1回の動画講座を詳しく見る

▼ 気学・易学講座【ベーシック】全12回はこちら
ベーシック講座パックを詳しく見る

▼ 九星気学CLUBについて詳しくはこちら
九星気学CLUBのご案内