九星気学を学んでいくと、「年盤」「月盤」という言葉が出てきます。
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、基本は「時間の流れに合わせて九星の配置が変わる」ということです。
一年には一年の流れがあり、一か月には一か月の流れがあります。
その時間の流れを見るために使うのが、年盤と月盤です。
年盤とは、一年の九星の流れを見るもの
年盤は、その年に九星がどのように配置されているかを見る盤です。
九星は毎年同じ位置にいるわけではなく、年ごとに動いていきます。
たとえば、ある年に六白金星が中宮に入れば、その年は「年盤六白」と表します。
このように、年盤を見ることで、その一年の大きな時間の流れを捉えていきます。
九星気学の一年は「立春」から始まる
ここで大切なのが、九星気学では1月1日から新しい年になるわけではないということです。
一年の切り替わりは、立春を基準に見ていきます。
そのため、1月生まれの方や、2月初めの立春より前に生まれた方は、気学では前年の生まれとして見ることがあります。
普段使っているカレンダーの一年と、気学で見る一年には少し違いがあるのです。
この違いを知っておくと、本命星を確認するときにも間違いにくくなります。
月盤も、毎月1日から切り替わるわけではない
月盤も、その月ごとの九星の配置を見る盤です。
そして、月の切り替わりも毎月1日ではありません。
気学では、節気による「節変わり」を基準に月が切り替わります。
たとえば、11月であれば立冬の日時を境に、気学上の11月へ切り替わっていきます。
そのため、月初めに生まれた方は、暦の上ではその月でも、気学では前の月として見る場合があります。
年は立春、月は節変わり。
この基本を押さえると、年盤・月盤がかなり分かりやすくなります。
九星気学では、季節の流れも大切にする
年盤や月盤を見ていくと、九星気学が単なる数字や星の配置だけではなく、季節の流れとも深くつながっていることが分かります。
春は立春から始まり、夏は立夏、秋は立秋、冬は立冬から始まります。
そして、それぞれの季節には「始まり」「中心」「切り替わり」という流れがあります。
季節の変化と月の動きを一緒に見ることで、暦がただの日付ではなく、時間の流れとして見えてきます。
土用は「季節の切り替わり」を表す
季節の流れを見るうえで、もう一つ大切なのが「土用」です。
土用というと夏の土用を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、気学では季節の切り替わりとして捉えていきます。
春から夏へ。
夏から秋へ。
秋から冬へ。
冬から春へ。
こうした切り替わりの時期を意識すると、九星気学の時間感覚がさらに理解しやすくなります。
普段のカレンダーと、気学の暦は少し違う
私たちは普段、1月1日になれば新しい年、毎月1日になれば新しい月と考えます。
でも、九星気学では自然や季節の移り変わりを基準に時間を見ていきます。
一年の始まりは立春。
月の始まりは、それぞれの節変わり。
この違いが分かると、気学で暦を確認する意味も見えてきます。
単に日付を確認するのではなく、「今、時間の流れがどこで切り替わったのか」を見るのです。
生まれた年や月を見る時にも、切り替わりが大切
立春や節変わりを知っておくことは、本命星や月命星を見る時にも重要です。
たとえば、カレンダーでは2月生まれでも、立春より前であれば、気学では前年として見る場合があります。
月についても同じで、月初めだからといって必ず新しい月に切り替わっているとは限りません。
そのため、生年月日だけを見るのではなく、その年・その月の節入りの日時まで確認することが大切になります。
こうしたところを知ると、九星気学が単純な早見表だけで終わるものではないことも分かってきます。
季節には「始まり・中心・切り替わり」がある
四季を見ていくと、それぞれの季節にも流れがあります。
季節が始まる時。
その季節が中心になる時。
そして、次の季節へ切り替わっていく時。
気学では、こうした時間の変化を細かく見ていきます。
土用も、その季節と季節の間をつなぐ切り替わりとして見ると理解しやすくなります。
春・夏・秋・冬を単独で見るのではなく、一年を連続した流れとして捉えていくのです。
暦を意識すると、季節の感じ方も変わってくる
気学を学び始めると、暦を見る機会が増えてきます。
「もう立春なんだ」
「ここから立夏に入るんだ」
「今は季節の切り替わりなんだ」
そんなことを意識するようになります。
すると、普段何気なく過ぎていた一年が、少し違って見えてきます。
時間を数字だけではなく、自然の変化として感じる。
そこも、九星気学を学ぶ魅力の一つです。
年盤・月盤は、時間を読むための入口
年盤や月盤を知ることは、ただ盤の名前を覚えることではありません。
一年には一年の流れがあり、一か月にも一か月の流れがある。
その時間の中で、九星がどのように動いていくのかを見ていく。
ここから先、廻座や象意などを学んでいくと、年盤・月盤の意味はさらに立体的になっていきます。
まずは、
「気学では、時間にも流れと切り替わりがある」
という基本を押さえておくと、その後の理解がぐっと楽になります。
もっと深く九星気学を学んでみたい方へ
この記事では、年盤・月盤、立春、節変わり、四季、土用など、九星気学における時間の基本をご紹介しました。
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