七赤金星には、少し不思議で、とても魅力的な特徴があります。
それは、「一つ足りない」ということです。
普通なら、「足りない」と聞くと欠点のように感じるかもしれません。
でも七赤金星では、その足りなさが、むしろ人から好かれる魅力につながります。
七赤金星の「一爻不足」とは?
七赤金星は、易では「兌」にあたります。
兌は、下の二本が陽、上の一本が陰でできています。
六白金星の「乾」は、三本すべてが陽です。
それと比べると、七赤の兌は一つだけ足りない形になっています。
気学では、ここから七赤金星に「不足」「欠け」「一つ足りない」という象意を見ます。
完璧ではないから、親しみやすい
人は、あまりにも完璧な人を前にすると、少し緊張することがあります。
何でもできる。
隙がない。
失敗もしない。
そんな人は立派ですが、近寄りにくく感じることもあります。
七赤金星は、そこに少し違う魅力があります。
どこか抜けている。
少し不完全。
でも、それがかえって人を安心させます。
「この人、なんだか親しみやすい」
と思わせるのが、七赤金星の魅力です。
七赤金星は「軽く見えて、実はしっかり」
七赤金星は、表面だけを見ると、少し軽く見えることがあります。
冗談を言う。
楽しそうに見える。
細かいことを気にしていないように見える。
でも、兌の下二本は陽です。
内側には、しっかりした芯があります。
外側は柔らかく、内側は意外と強い。
このギャップも七赤金星らしさです。
「少し抜けている」が、愛嬌になる
七赤金星は、完璧に見せようとしない方が魅力が出やすい星です。
少し間違える。
ちょっと天然なところがある。
うまくいかないことも笑って話せる。
そうした「隙」が、愛嬌になります。
七赤金星にとって、何でも完璧に見せることよりも、人が近づきやすい雰囲気を持つことの方が大切な場合があります。
七赤金星の「少女」とは?
易では、七赤金星の「兌」は少女を表します。
ここでいう少女は、単に年齢の若い女性という意味だけではありません。
可愛らしさ。
無邪気さ。
明るさ。
人に好かれる柔らかい雰囲気。
こうした要素を象意として見ます。
年齢を重ねても「可愛らしさ」が残る
七赤金星は、年齢を重ねても、どこか若々しい雰囲気を持ちやすい星です。
これは、見た目の若さだけの話ではありません。
新しいことを楽しむ。
人との会話を楽しむ。
冗談を言える。
興味を持ったことに素直に反応する。
心の中に、少し「少女」のような軽やかさを残している。
それが七赤金星の可愛らしさにつながっていきます。
愛嬌は、人との距離を近づける
人間関係では、能力が高いことだけが魅力になるわけではありません。
話しかけやすい。
一緒にいると楽しい。
少しくらい失敗しても、憎めない。
こうした人は、自然と周囲に人が集まります。
七赤金星の「一つ足りない」は、人と人との距離を近づける力にもなります。
「足りなさ」を隠そうとしなくていい
人は、自分の欠点や苦手なところを隠したくなるものです。
できないと思われたくない。
失敗しているところを見せたくない。
弱いところを知られたくない。
でも七赤金星の場合、その「少し足りないところ」が、かえって親しみやすさにつながることがあります。
完璧に見せようとしすぎない。
それだけでも、周囲との距離はぐっと近くなります。
愛嬌と「だらしなさ」は違う
ただし、ここは大切なところです。
「少し抜けていること」と、「だらしないこと」は同じではありません。
時間を守らない。
約束を守らない。
お金の管理が雑になる。
やるべきことを放っておく。
こうした状態は、七赤の魅力とは別のものです。
やることはきちんとやる。でも、どこか柔らかい。
このバランスが、七赤金星らしい魅力につながります。
「実はしっかりしている」が七赤の強み
七赤金星は、見た目や雰囲気だけで判断されると、軽く見られることがあります。
でも、前半で見たように、兌の下二爻は陽です。
外から見ると柔らかくても、内側には芯があります。
だからこそ、七赤金星は、
楽しそうに見えて、実は責任感がある。
冗談を言っていても、やるべきことはやっている。
軽やかに見えて、実は粘り強い。
この「外の柔らかさ」と「内側の強さ」の両方があるから、七赤の魅力は深くなります。
少女の象意は「無邪気さ」でもある
七赤金星の「少女」という象意は、年齢や性別だけを表すものではありません。
無邪気さ。
楽しむ力。
好奇心。
人と一緒に笑える柔らかさ。
「大人になっても、心のどこかに軽やかさを残している」
そんな姿も、七赤金星らしさです。
年齢を重ねても、可愛らしさを失わない
七赤金星は、気学では晩年に強い星としても見ます。
年齢を重ねるほど、人との関わり方や楽しみ方に深みが出てきます。
そして、その中にどこか可愛らしさが残る。
堅苦しくなりすぎない。
人に話しかけやすい雰囲気がある。
冗談を言って笑える。
年齢を重ねても、人との距離を近づける柔らかさを持っている。
これは七赤金星の大きな魅力です。
「完璧でない自分」を楽しめると、魅力が増す
七赤金星は、「足りないところがあること」を必要以上に恥ずかしく思わなくてよい星です。
うまくいかなかったことを笑って話せる。
自分の苦手なところも認められる。
人に助けてもらうことができる。
そうすると、周囲も安心してその人に近づけます。
完璧ではないことを受け入れると、人との間に余白が生まれます。
その余白が、七赤金星の愛嬌につながっていきます。
七赤金星の魅力は「人を緊張させないこと」
能力が高くても、一緒にいると緊張してしまう人もいます。
反対に、話していると安心する人もいます。
七赤金星の愛嬌は、後者の魅力です。
失敗しても笑える。
相手も構えなくてよい。
自然体で話せる。
「この人といると楽だな」と思ってもらえる。
それも七赤金星の大切な才能の一つです。
まとめ|七赤金星は「不完全さを魅力に変える星」
七赤金星の兌は、一爻不足した形をしています。
そこから、不足、欠け、一つ足りないという象意を見ます。
でも、その足りなさは、必ずしも悪いものではありません。
少し抜けている。
完璧すぎない。
どこか可愛らしい。
その一方で、内側にはしっかりした芯がある。
七赤金星は、不完全さを愛嬌に変え、人との距離を近づける星です。
何でも完璧に見せるより、やるべきことはしっかりやりながら、少し柔らかさを残しておく。
そこに、七赤金星らしい魅力が表れます。
次回は、七赤金星と深く関わる「飲食・食べること・楽しい時間」について見ていきます。
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