九星気学の廻座とは?九星が動くと意味が変わる「象意」をわかりやすく解説

九星気学

九星気学を学んでいくと、「廻座(かいざ)」という言葉が出てきます。

少し難しそうに見えますが、考え方はとてもシンプルです。

九星気学では、九つの星がずっと同じ場所にいるわけではありません。

年ごとに動き、月ごとに動き、さらに日ごとにも動いていきます。

このように、九星が盤の中を回り、それぞれの位置に入ることを「廻座」といいます。

廻座が分かるようになると、九星気学は「自分は何星か」というところから、さらに一歩深い世界へ進んでいきます。

廻座とは、九星が盤上を移動していくこと

九星が遁甲盤の中を回って位置することを、「廻座」といいます。

そのため、九星が動いた盤を「廻座盤」と呼ぶこともあります。

たとえば六白金星の年であれば、六白金星が中宮に入ります。

このような年を「年盤六白」と表します。

月が変われば月盤も変わり、日ごとにも盤面は変化していきます。

つまり九星気学では、時間の流れとともに九星の位置も動いていくのです。

年盤・月盤・日盤で九星は動いていく

九星気学には、年盤、月盤、日盤があります。

年盤は一年の流れ。

月盤は一か月の流れ。

日盤は一日の流れ。

それぞれの盤で、どの星がどこに廻座しているのかを見ていきます。

資料では、2021年11月11日を例に、年盤六白・月盤五黄と表しています。

このように、その年、その月、その日で盤面が変わることを知ると、九星気学が「生まれた星だけを見るものではない」ということが分かってきます。

後天定位が「基本の地図」になる

廻座を理解するときに基本となるのが、これまでの記事でも紹介した「後天定位」です。

後天定位とは、五黄土星が中宮にいる盤面のことです。

この基本の配置を土台にして、九つの星が年・月・日ごとに動いていきます。

後天定位を「九星気学の基本の地図」のように考えると、分かりやすくなります。

地図があるからこそ、

「今、この星はどこにいるのか」

「どの方位に廻座しているのか」

ということが見えてきます。

「象意」とは、そこに現れる意味のこと

廻座とあわせて大切なのが、「象意(しょうい)」です。

象意とは、簡単にいうと「現象の意味」のことです。

九星にはそれぞれ意味がありますが、場所にもそれぞれ意味があります。

そのため九星気学では、

「どの星が、どこに廻座しているのか」

という組み合わせを見ながら、その時に現れやすい意味を考えていきます。

ここから、九星気学は単なる星の性格分類ではなく、時間や場所の変化まで含めて読む学びになっていきます。

中宮は「自分が中心になる」位置

まず、中宮について見てみましょう。

中宮に入った星の気は、全体へ広がっていくと考えます。

仕事やプロジェクト、家庭などで、自分が中心的な役割を担うこともあります。

よく「八方塞がり」という言葉を聞きますが、これは決して悪い意味だけではありません。

自分が中心になることで、周囲との関わりが増えたり、人の面倒を見ることが多くなったりする。

その結果、自分の思い通りには動きにくくなることがある、という見方です。

「動けない=悪い」と決めつけず、なぜ今そのような状況になっているのかを考えるところに、気学らしさがあります。

一白の北は、自分を深める時

一白水星は、後天定位ではに位置します。

北は真夜中で、太陽の光が当たらない時間帯です。

この状態を「陥入」といいます。

思うように進みにくい時には、無理に目立とうとせず、物事をじっくり考えたり、勉強したりする時間にする。

自分の心に芯をつくる時期として捉えていきます。

新しいことを始める場合も、最初から大きく広げるのではなく、一滴の水を落とすように小さく始める。

つまり、運勢が思うように上がらない時にも、その時に合った過ごし方があります。

八白は「切り替え」と「改革」の時

八白土星には、切り替え、改革、変革という象意があります。

仕事なのか、考え方なのか、これまで続けてきたものを大きく変える時が来ていると見ることがあります。

また、八白には山や背骨、目標という意味もあります。

ただ変化するのではなく、

「自分はこれから何を目標にして進むのか」

という、自分の幹となるものを定めることも大切です。

家族を大切にすることも、八白の重要な象意の一つです。

三碧は、朝日のように動き始める時

三碧木星はに位置します。

太陽が昇る場所であり、時間でいえば朝。

季節では春にあたり、新しい芽が出てくるような時です。

三碧には「行動」という象意があります。

考えてばかりではなく、まず動いてみる。

そして、明るい気持ちで物事に取り組む。

朝日が昇るように、物事を前へ動かしていくエネルギーを大切にする時です。

四緑は「整える」ことを大切にする

四緑木星は東南に位置します。

物事が整い、仕事やプライベート、人間関係などが円満になっていく意味を持ちます。

ここで大切なのが、「整える」ということです。

人間関係を整える。

仕事を整える。

身の回りを整理整頓する。

経済的なことを整える。

象意をこうして日常生活に置き換えると、九星気学はぐっと身近なものになります。

「良い・悪い」だけで見ると、気学はもったいない

九星気学を学ぶと、つい、

「今年は運勢が良いのか?」
「悪いのか?」

というところだけが気になることがあります。

でも、象意を知ると、それだけではないことが分かります。

立ち止まって学ぶ時。

大きく切り替える時。

まず行動してみる時。

人間関係や仕事を整える時。

その時、その位置に合った生き方を考えていく。

単純な吉凶だけではなく、「今をどう過ごすか」まで考えられるところに、九星気学の奥深さがあります。

廻座と象意が分かると、九星気学が立体的になる

最初は、一白水星、二黒土星、三碧木星……と、九星それぞれの特徴を覚えるところから始まります。

そこから、年盤・月盤・日盤を知り、廻座を理解し、さらにその位置が持つ象意を重ねて見ていく。

すると、九星はただ九種類に分類されているのではなく、時間とともに動きながら、さまざまな意味を表していることが分かってきます。

「自分は何星か」を知るところから、

「今、その星がどこにいて、どんな意味を持っているのか」

へと理解が深まっていく。

ここから九星気学は、さらに面白くなっていきます。

もっと深く九星気学を学んでみたい方へ

この記事では、廻座と象意の基本的な考え方をご紹介しました。

実際には、九星それぞれの象意や、年盤・月盤との組み合わせなど、学びを深めるほど読み方の世界は広がっていきます。

九星気学CLUBでは、本命星や月命星などの基礎から、年盤・月盤、廻座、象意へと段階的に学んでいただけます。

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