九星気学を学び始めると、まず「本命星」という言葉を知る方が多いと思います。
一白水星、二黒土星、三碧木星……。
「自分は何星なのか」を調べるところから、気学に興味を持つ方も少なくありません。
でも、九星気学では本命星だけを見るわけではありません。
もう一つ大切なのが、「月命星(げつめいせい)」です。
本命星と月命星を合わせて見ることで、その人を一つの星だけで判断するよりも、少し立体的に捉えられるようになります。
本命星とは、生まれた年から見る星
本命星は、生まれた年をもとに見る九星です。
九星気学では、生まれた年の年盤から、その人の本命を見ていきます。
たとえば、生まれた年が三碧木星の年であれば、その人の本命星は三碧木星となります。
本命星を知ると、自分が九星のどの特徴と関わりを持っているのかを見る入口になります。
ただし、「三碧木星だから、この人は必ずこういう人」と一つの星だけで決めつけるものではありません。
ここが、気学を学ぶうえで大切なところです。
月命星とは、生まれた月から見る星
月命星は、生まれた月から見る九星です。
人の場合、
生まれた年の星を本命、
生まれた月の星を月命
と考えます。
同じ本命星を持つ人でも、月命星まで同じとは限りません。
そのため、本命星だけを見た時には似ているように感じても、月命星まで見ると違いが見えてくることがあります。
同じ本命星でも、月命星が違えば見え方は変わる
たとえば、同じ三碧木星を本命に持つ二人がいたとします。
本命星だけを見れば、二人とも「三碧木星」です。
でも、月命星まで見ると、一人は九紫火星、もう一人は別の星ということがあります。
すると、同じ本命星でも、その人の表れ方や雰囲気がまったく同じとは限らないことが分かります。
人は、一つの星だけでは語れない。
私は、この見方を知ることが、九星気学を深く学んでいく最初の一歩だと考えています。
具体例で見る「本命三碧・月命九紫」
資料の例では、昭和54年7月13日生まれの人は、
本命星:三碧木星
月命星:九紫火星
となります。
この場合、「3-⑨」のように表します。
最初は少し見慣れない表記かもしれませんが、気学を学んでいくと、本命と月命をセットで見ることが自然になってきます。
本命星だけで人を決めつけない
九星の特徴を知ると、つい
「この人は一白水星だからこういう人」
「三碧木星だからこういう性格」
と考えたくなることがあります。
でも、実際には本命星だけでなく月命星もあります。
そして、九星気学は人を一つの型にはめるための学びではありません。
いくつかの視点を重ねながら、その人をより丁寧に見ていく。
その姿勢を持つことで、気学は単なる性格分類よりもずっと奥行きのある学びになっていきます。
本命星と月命星は、どちらか一方だけを見るものではない
本命星と月命星は、それぞれ別のものですが、どちらか一方だけで人を見ていくものではありません。
本命星を知り、さらに月命星を見る。
この二つを重ねることで、その人の見え方が少しずつ立体的になっていきます。
同じ本命星でも、月命星が違えば、表れ方が同じとは限りません。
一つの星だけで人を決めつけず、いくつかの視点を重ねて見る。
この考え方は、九星気学を学ぶうえでとても大切です。
自分のことを知ると、人の見方も変わってくる
本命星や月命星を知ると、まず自分自身のことを考えるきっかけになります。
「自分には、こういう傾向があるのかもしれない」
「だから、こういう場面でこう反応しやすいのかもしれない」
そんなふうに、自分を少し離れたところから見る視点が生まれてきます。
そして、自分だけでなく家族や友人、仕事で関わる人にも、それぞれ違った星があります。
違いを知ることで、
「なぜこの人は自分と考え方が違うのだろう」
という疑問も、少し違った角度から見られるようになります。
気学は、人を型にはめるためのものではない
九星の特徴を知ることは便利です。
でも、その知識を使って、
「この星だから絶対にこういう人」
と決めつけてしまうと、気学の見方が狭くなってしまいます。
本命星と月命星を知ることは、答えを決めるためではなく、その人を理解するための材料を増やすことだと私は考えています。
人は、星の特徴だけで生きているわけではありません。
育った環境も違えば、経験も違い、考え方もそれぞれです。
だからこそ、気学の知識は、人を見るための一つの視点として使うことが大切です。
本命星と月命星を正しく見るには、暦の切り替わりにも注意する
本命星や月命星を確認するときには、少し注意が必要です。
九星気学では、年は1月1日、月は毎月1日で単純に切り替わるわけではありません。
立春や節変わりを基準に見るため、生まれた日によっては、一般のカレンダーとは違う年・月として見る場合があります。
この部分は、本命星や月命星を正しく確認するうえで大切なポイントです。
詳しい時間の切り替わりについては、年盤・月盤の記事で改めて紹介しています。
本命星と月命星は、自分を知るための入口
本命星と月命星を知ると、自分のことがすべて分かるわけではありません。
でも、
「自分にはどんな特徴があるのか」
「人との違いをどう見るのか」
「自分の持っているものを、どう活かしていくのか」
を考える入口になります。
自分を知ることから、気学の学びは少しずつ深くなっていきます。
そこから年盤・月盤、後天定位、廻座などへ進むと、九星気学の全体像もつながって見えてきます。
もっと深く九星気学を学んでみたい方へ
この記事では、本命星と月命星の基本と、二つを合わせて見る意味についてご紹介しました。
九星気学CLUBでは、九星の基本から本命星・月命星、後天定位、年盤・月盤などへ、少しずつ知識をつなげながら動画で学べるようにしています。
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