男性更年期と指圧・鍼灸|40代・50代の疲労・自律神経の乱れを東洋医学から考える【横須賀・杉本治療院】

杉本治療院 院長 指圧・マッサージ

40代・50代になって、以前と身体が違うと感じませんか?

「以前より疲れが抜けない」

「眠りが浅くなった」

「何となくやる気が出ない」

「イライラしたり、気分が落ち込んだりする」

こうした変化の背景に、男性更年期が関係していることがあります。

男性更年期では、加齢に伴う男性ホルモンの変化に、ストレス・疲労・睡眠不足などが重なり、さまざまな症状として現れることがあります。


男性更年期は「ホルモン」だけの問題ではありません

男性更年期ではテストステロンの低下が一つの要因になりますが、身体の状態はそれだけでは決まりません。

仕事のストレス、睡眠不足、運動不足、慢性的な疲労なども重なると、自律神経のバランスが崩れやすくなります。

そのため施術では、局所だけでなく、全身の緊張・呼吸・睡眠・疲労の状態なども確認します。


『黄帝内経』では、40歳頃から「腎」の衰えが始まると考えます

東洋医学の古典『黄帝内経・素問』の上古天真論(じょうこてんしんろん)では、男性の成長や老化を8年ごとの節目で捉えています。

その中では、40歳頃から「腎気」が衰え始めるとされています。

東洋医学の「腎」は、現代医学の腎臓だけを指すものではありません。

成長・生殖・加齢・生命力の土台に関わる働きとして捉えます。

いわば、年齢とともに変化していく「生命エネルギーの曲線」を考えると分かりやすいでしょう。


腎の弱りとホルモンバランスの変化が重なる時期

40代・50代は、東洋医学的には腎の力が少しずつ変化してくる年代です。

そこへ仕事のストレスや疲労が重なり、ホルモンバランスが大きく変化すると、身体がその変化についていきにくくなることがあります。

疲労感、睡眠の乱れ、ほてり、気分の変化、集中力の低下など、症状の出方はさまざまです。

「年齢だから仕方ない」で終わらせず、今の身体を整えることが大切です。


ストレスが強い男性では「肝」も重要です

東洋医学では、ストレスや緊張、感情の変化に「肝」が深く関係すると考えます。

仕事の責任が重い。

常に頭を使っている。

気持ちが休まらない。

このような状態が続くと、身体にも力が入りやすくなります。

男性更年期の施術では、腎だけでなく肝の働きや自律神経の緊張も確認しながらツボを選びます。


仙骨まわりへの施術も大切にします

男性更年期では、腰や仙骨周囲にあるツボもよく使います。

仙骨周辺は、骨盤内の臓器や下腹部と神経学的にも関わりの深い部位です。

この周囲へ鍼灸や指圧を行い、腰・骨盤周囲の緊張を整えながら、身体がリラックスしやすい状態を目指します。

腎・肝に関係するツボと、仙骨・骨盤周囲への施術を組み合わせるのが一つのポイントです。


指圧・鍼灸で自律神経が整いやすい身体へ

首肩や背中が常に硬い、呼吸が浅い、眠りが浅いといった方では、身体が緊張状態から抜けにくくなっています。

鍼灸では、腎・肝など東洋医学的な状態をみながら全身のツボを使います。

指圧では、首・肩・背中・腰・仙骨周囲などへゆっくりと圧を加え、全身の緊張を整えます。

鍼が苦手な方は、指圧中心でも対応できます。


こんな40代・50代男性は一度身体を見直してみませんか?

  • 以前より疲れやすくなった
  • 寝ても疲れが取れない
  • 眠りが浅い
  • イライラや気分の変化が増えた
  • 集中力や意欲が落ちた気がする
  • 首肩や腰がいつも緊張している
  • 40代以降、体調の変化を感じる

男性更年期は症状の現れ方に個人差があります。

必要に応じて泌尿器科や男性更年期外来などでホルモン値を確認しながら、指圧・鍼灸を身体のコンディショニングとして併用することもできます。


年齢に逆らうのではなく、変化する身体を整える

東洋医学では、加齢そのものを病気とは考えません。

年齢とともに身体が変化するのは自然なことです。

大切なのは、その変化に身体がうまく適応できる状態をつくること。

40代・50代からの身体を、これからも元気に使い続けるために整える。

男性更年期への指圧・鍼灸も、そのための選択肢の一つです。


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