九星気学の数理とは?数字に意味があるという考え方をわかりやすく解説

九星気学・易

九星気学を学んでいくと、方位や九星だけでなく、「数字」そのものにも意味があるという見方が出てきます。

これを気学では、「数理」として学んでいきます。

普段、私たちは数字を見ると、まず「どれくらいの量か」を考えることが多いと思います。

たとえば23という数字を見れば、「23個」「23歳」「23万円」など、量や大きさを思い浮かべます。

しかし気学では、数字を量として見るだけではありません。

一つひとつの数字に、それぞれの意味があると捉えていきます。

数理とは「数字の意味」を見ること

数理では、1、2、3、4、5……という数字を、それぞれ独立したものとして見ていきます。

同じ「数字」でも、単に大きい・小さいという量だけではなく、数字ごとの特徴に目を向けます。

九星気学では、一白水星、二黒土星、三碧木星というように、それぞれの星にも数字がついています。

そのため数理を知ると、九星の数字がなぜその星と結びついているのかも、少しずつ理解しやすくなってきます。

「元数」とは何か

数理で使う基本的な言葉の一つに、「元数(げんすう)」があります。

元数とは、簡単にいえば数字を見る時の基本となる数です。

1、2、3、4、5、6、7、8、9、0という、それぞれの数字を一つずつ見ていきます。

たとえば23という数字なら、気学の数理では23を一つの大きな量として見るだけでなく、2と3に分けて考えます。

この場合、末尾にある3を元数として見ます。

そして、その前にある2を「盈数(えいすう)」といいます。

「盈数」とは元数の前にある数字

盈数とは、元数と組み合わさっている前の数字です。

23であれば、

元数=3
盈数=2

という見方になります。

497のように数字が増えても、まず一つずつ分けながら見ていきます。

ここで大切なのは、数字をひとかたまりの量として見るのではなく、それぞれの数字に分けて意味を考えるということです。

数字にはそれぞれ基本的な意味がある

数理では、1から9、そして0まで、それぞれの数字に意味があります。

すべてを一度に覚える必要はありません。

まずは、特徴が分かりやすい数字をいくつか見てみましょう。

「1」は始まりを表す

1は、物事の「始まり」を表す数字として見ていきます。

何かを始める時も、「まず1から」と言います。

後天定位でも、一白水星は真夜中にあたり、一日の始まりと重ねて考えます。

まだ何も大きく動いていないところから、新しいものが始まっていく。

1には、そんな「初」や「根源」という意味があります。

「5」は中央を表す

5は、「中央」を表す数字です。

1から9までを見ると、5はちょうど真ん中にあります。

後天定位でも、五黄土星は中央の中宮(ちゅうきゅう)に位置します。

数字の5と五黄土星の位置が重なっているのも、数理を学ぶ面白さの一つです。

「9」は一つの極まりを表す

9は、1から始まった数字の流れの中で、「極まり」を表す数字として見ていきます。

始まりの1に対して、9は一つの流れが大きく進んだところにあります。

九紫火星も、後天定位では太陽が高く昇る位置と重なります。

このように、数字の意味と九星の位置を重ねて見ていくと、気学の世界がより立体的に感じられるようになります。

数理を知ると九星の数字がただの番号ではなくなる

一白水星の「1」。

五黄土星の「5」。

九紫火星の「9」。

これらは、単に星を区別するためにつけられた番号として見るだけではありません。

数字そのものの意味を知ることで、九星の特徴との関係も見えてきます。

数字にも意味があり、その意味が九星の世界とも重なっている。

まずはこの感覚を持つことが、数理を学ぶ入口になります。

数理では「幼数」と「老数」という見方もある

数理では、1から9、そして0までの数字を、そのまま一列に見るだけではありません。

1から5までを「幼数(ようすう)」、6から0までを「老数(ろうすう)」として見る考え方があります。

幼数とは、1・2・3・4・5。

老数とは、6・7・8・9・0です。

数理では、まず1から5までを基本として考え、6以降はその裏返しとして見ていきます。

1から5には、それぞれ基本となる意味がある

幼数には、それぞれ次のような基本的な意味があります。

1=初
2=復
3=産
4=重複
5=中央

1は始まり。

2は繰り返し。

3は生み出すこと。

4は重なること。

5は中央。

こうして見ると、数字はただ順番に並んでいるだけではなく、それぞれに役割を持っていることが分かります。

6から0は「老数」として見る

6から0までの老数にも、それぞれ意味があります。

6=労
7=立
8=弥
9=極
0=ゼロ

ここまで来ると、数字の世界にも一つの流れがあることが見えてきます。

始まりがあり、繰り返しがあり、生み出し、重なり、中央を経て、その先へ進んでいく。

数理では、こうした数字の意味を一つずつ重ねながら見ていきます。

数字の意味と九星の世界は別々ではない

数理を学ぶと、九星についての見え方も変わってきます。

一白水星の1、五黄土星の5、九紫火星の9。

それぞれの数字には意味があり、その数字と星の象意が重なっています。

たとえば1は始まり、5は中央、9は極まり。

後天定位の中でも、一白は一日の始まりにあたる真夜中、五黄は中央、九紫は太陽が高くなる位置として見てきました。

数理を知ることで、これまで別々に学んできた内容が少しずつ一つにまとまってきます。

同じ数字でも、組み合わせによって見方が変わる

数理の興味深いところは、1桁の数字だけで終わらないところです。

2桁、3桁と数字が組み合わさると、元数と盈数を見ながら意味を考えていきます。

同じ元数でも、前にどの数字があるかによって見方が変わることがあります。

このあたりから、数理はかなり奥深くなってきます。

ただし、数字だけを見て単純に「良い」「悪い」と決めるのではなく、どのような数字が、どのように組み合わさっているのかを見ていくことが大切です。

数理は、数字を別の角度から見る学び

私たちは普段、数字を数量として使っています。

年齢、金額、住所、日付、時間。

生活の中には、数字がたくさんあります。

数理では、そうした数字を量として見るだけでなく、「この数字にはどんな意味があるのか」という別の角度から見ていきます。

普段何気なく見ている数字が、少し違って見えてくる。

そこも、数理を学ぶ面白さの一つです。

まずは数字それぞれに意味があることを知る

数理を初めて学ぶ時に、すべての数字の意味や組み合わせを一度に覚える必要はありません。

まずは、

数字には一つひとつ意味がある。
その数字は九星とも関係している。
複数の数字は、元数と盈数に分けて見る。

この3つを押さえておけば、数理の入口としては十分です。

ここから先、数字の組み合わせやそれぞれの数字が持つ詳しい意味を学んでいくと、数理の世界はさらに広がっていきます。

もっと深く九星気学を学んでみたい方へ

今回は、九星気学の数理について、元数・盈数、幼数・老数という基本をご紹介しました。

数字の意味を知ると、一白・五黄・九紫など、九星についての理解もまた違った角度から深まっていきます。

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