手や前腕をゆるめると、肩まで軽く感じることがあります
「手をよく使うと前腕がパンパンになる」
「仕事が終わるころには肩まで重い」
「指がこわばって動かしにくい」
このような方では、手だけでなく、前腕の筋肉が強く緊張していることがあります。
前腕や手のこりをゆるめ、血流が良くなると、腕全体が軽く感じられ、その結果として肩こりまで楽に感じることがあります。
手の疲れは、前腕の筋肉に蓄積します
指や手首を動かす筋肉の多くは、実は前腕にあります。
そのため、スマートフォン、パソコン、家事、細かい手作業などで手を使い続けると、前腕の筋肉に疲労がたまりやすくなります。
手首の曲げ伸ばし、指の動き、物を握る動作などが続くことで、前腕全体が硬くなっていきます。
マウス操作では、指を伸ばす筋肉にも負担がかかります
デスクワークでマウスを長時間使う方では、クリックや指の位置を保つために、手指や前腕の筋肉が細かく働き続けます。
特に示指伸筋など、指を伸ばす働きに関わる筋肉に緊張がみられることがあります。
クリック動作自体は小さくても、それを何百回、何千回と繰り返すことで、筋肉には少しずつ負担が蓄積します。
キーボード操作では、手首を支える筋肉も疲れます
キーボードを長時間打つ方では、指だけでなく、手首の位置を安定させる筋肉も使い続けています。
その一つが尺側手根伸筋です。
手首を一定の位置に保ったままタイピングを続けると、前腕の外側や小指側に張りを感じることがあります。
作業内容や姿勢によって負担が出る筋肉は異なるため、実際には前腕全体を触診して確認します。
指がこわばる方では「総指伸筋」も確認します
「指を開きにくい」
「指を伸ばすと前腕が張る」
「手を使ったあとに指がこわばる」
このような場合には、総指伸筋の緊張も確認します。
総指伸筋は、手の指を伸ばす働きに関わる筋肉です。
前腕の緊張をゆるめることで、手指の動きが軽く感じられることがあります。
手首の姿勢が、首肩こりにつながることもあります
パソコン作業では、手首だけでなく身体全体の姿勢を見ることが大切です。
例えば、手首が強く掌屈したまま作業している方では、机やキーボードの高さが合っておらず、同時に肩をすくめるような姿勢になっていることがあります。
その状態が続くと、僧帽筋や肩甲挙筋など首肩の筋肉まで緊張しやすくなります。
手首の使い方と肩の位置は、別々ではなく一つの作業姿勢としてつながっています。
前腕を整えると、なぜ肩が軽く感じるのか
前腕や手が強く緊張していると、腕全体に余計な力が入りやすくなります。
すると、肘・上腕・肩まで力が抜けにくくなります。
指圧やマッサージで前腕や手の緊張をゆるめると、腕全体が軽く感じられ、肩の力も抜けやすくなることがあります。
そのため、肩こりの施術でも、必要に応じて前腕や手まで施術することがあります。
指圧では、前腕の深い筋肉までゆっくり圧を入れます
前腕には細かい筋肉が何層にも重なっています。
表面だけを強く揉むのではなく、指圧では身体が圧を受け入れるのを待ちながら、ゆっくりと深部へ圧を浸透させます。
示指伸筋、尺側手根伸筋、総指伸筋など、その方の使い方に合わせて緊張している部位を確認しながら施術します。
手だけでなく、肘・上腕・肩甲骨まで確認します
手や前腕の疲れは、その部位だけの問題とは限りません。
肘が硬い。
上腕に力が入り続けている。
肩甲骨が動きにくい。
首肩が強くこっている。
こうした状態が重なっていることもあります。
手から前腕、肘、上腕、肩甲骨、首までを一つのつながりとしてみる。
これが指圧・マッサージで大切にしている考え方です。
必要に応じて鍼灸も組み合わせます
前腕の深い筋緊張が強い場合や、繰り返しこりが出る場合には、鍼灸を組み合わせることもあります。
指圧・マッサージと鍼灸のどちらか一方に決めるのではなく、その方の状態やご希望に合わせて施術方法を選びます。
こんな方は一度ご相談ください
- パソコン作業で前腕が疲れる
- マウスを長時間使う
- 指がこわばる
- 手首や肘まで重く感じる
- 肩こりと腕の疲れが同時にある
- 手をよく使う仕事をしている
手だけでなく、前腕・肘・上腕・肩まで確認しながら施術します。
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