脳卒中後、歩くとつまずきやすい方へ|足先を運びやすくする川平法【横須賀・杉本治療院】

川平法(促通反復療法)
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脳卒中後、歩くと足先が引っかかることはありませんか?

「歩くとつまずきやすい」

「足を前に出そうとしても、うまく運べない」

「段差がないところでも足先が引っかかる」

このような症状では、足首が上がりにくいことだけに注目しがちです。

しかし実際の歩行では、体幹の回旋・股関節の屈曲・膝の曲がり・足関節の背屈が連動して、足先が前へ運ばれます。

杉本治療院では、足首だけを動かすのではなく、歩行全体の動きをみながら川平法を行います。


つまずきは「足首だけ」の問題とは限りません

歩行中に足先が床から離れるためには、いくつもの動きが必要です。

  • 体幹が自然に回旋する
  • 股関節が前へ曲がる
  • 膝が曲がる
  • 足首が上がる

この一連の動きが連動することで、足を前方へ運びやすくなります。

足首だけを一生懸命上げようとしても、体幹や股関節が動かなければ、足全体を前に運びにくいことがあります。


体幹の回旋を促すことも大切です

歩行では、骨盤と胸郭がわずかに回旋しながら前へ進みます。

脳卒中後に体幹が硬くなっていると、麻痺側の脚を前へ振り出しにくくなることがあります。

そのため川平法では、必要に応じて体幹の回旋運動も行います。

無理に身体をひねるのではなく、本人が「身体を回そう」とする意図に合わせて、動きを促していきます。

体幹が動きやすくなることで、骨盤や股関節も連動しやすくなります。


股関節の屈曲は「足を前に出す」ための重要な動きです

歩行中に足を前へ運ぶには、股関節の屈曲が欠かせません。

麻痺側の股関節が曲げにくいと、脚全体を前に出しにくくなり、足を外側へ回すような歩き方になることもあります。

川平法では、本人が「膝を前へ持ち上げる」「股関節を曲げる」という意識を持ちながら運動を反復します。

施術者は、その動きが出やすいタイミングをつくりながら補助します。

施術者が動かすのではなく、本人の随意運動を引き出す。

これが大切です。


膝の曲がりも足先の振り出しに関係します

歩行中に膝が十分に曲がらないと、足先が床に近い位置を通りやすくなります。

そのため、つまずきが気になる方では、股関節だけでなく膝の屈曲も確認します。

股関節が曲がる、膝が曲がる、足首が上がる。

この流れがつながることで、足先が床から離れやすくなります。


足関節背屈は「歩行全体」の中でみます

もちろん足関節背屈も重要です。

ただし、杉本治療院では「足首を上げること」だけを目的にはしていません。

大切なのは、

体幹 → 股関節 → 膝 → 足関節

という一連の動作の中で、足首が自然に働くことです。

必要に応じて電気刺激や振動刺激を併用することもありますが、最終的には本人の随意運動へつなげていきます。


東洋医学の「経筋療法」も併用します

杉本治療院では、川平法に加えて東洋医学の経筋療法を組み合わせることがあります。

経筋とは、東洋医学で筋肉や腱など身体表面のつながりを捉える考え方です。

歩行や股関節屈曲に関わる下肢前面では、足陽明経筋を一つの視点としてみます。

ここでいう経筋は、現代医学の神経や筋肉の走行とまったく同じものではなく、東洋医学独自の身体の見方です。


足陽明経筋を触察し、反応のある部位を刺激します

経筋療法では、経路上を機械的にすべて刺激するのではありません。

実際に触察しながら、

  • 硬さ
  • 圧痛
  • 張り
  • 左右差

などの反応を確認します。

その中で反応のある部位を治療穴としてとらえ、指圧や鍼などで刺激します。

特に足陽明経筋は、下肢前面から体幹へつながる経筋として考えられています。

股関節を前へ出しにくい、膝を持ち上げにくいといった方では、このラインの反応も確認します。


指圧による感覚入力も歩行練習につなげます

川平法の前後には、必要に応じて指圧・マッサージを行います。

大腿前面、下腿前面、足背などへ刺激を入れることで、本人がその部位を感じやすい状態をつくります。

杉本治療院では、

指圧・経筋療法で感覚入力 → 川平法で運動出力

という流れを大切にしています。

刺激した部位を本人が意識しながら動かすことで、随意運動へつなげます。


「足を前に出す」動きを全身でつくります

歩行は、一つの筋肉だけで行う動作ではありません。

体幹が回り、骨盤が動き、股関節が曲がり、膝が曲がり、足首が上がる。

これらが連続して起こることで、足先が前へ運ばれます。

そのため、つまずきがある方に対しても、足首だけを繰り返し動かすのではなく、歩行全体の連動を取り戻すことを目指します。


こんな方は一度ご相談ください

  • 脳卒中後、歩くとつまずきやすい
  • 足を前へ出しにくい
  • 麻痺側の脚を外側へ回して歩く
  • 股関節が曲げにくい
  • 膝が曲がりにくい
  • 足先が床に引っかかる

体幹の回旋、股関節・膝・足関節の動き、下肢の筋緊張や感覚まで確認しながら、その方に残っている動きを活かして川平法を行います。

必要に応じて、経筋療法・指圧・マッサージ・電気刺激・振動刺激などを組み合わせます。


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