朝起きたとき、手がこわばっていませんか?
「朝、指が握りにくい」
「起きた直後は手が動かしにくい」
「しばらく動かしていると少し楽になる」
このような手指のこわばりには、前腕の筋緊張、手の使い過ぎ、首肩の緊張などが関係していることがあります。
一方で、朝のこわばりが長く続く場合には、関節リウマチなどの疾患が隠れていることもあるため注意が必要です。
朝のこわばりが30分以上続く場合は医療機関での確認も大切です
朝起きたときの手指のこわばりは、疲労や筋緊張だけで起こるとは限りません。
特に、
- 朝のこわばりが30分以上続く
- 指の関節が腫れている
- 熱感がある
- 左右の手に同じような症状がある
- 痛みが長く続いている
といった場合には、関節リウマチなどの可能性も考えて、医療機関での検査をおすすめします。
鍼灸では、まず治療してよい状態かどうかを見極めることが大切です。
手指のこわばりには「総指伸筋」が関係することがあります
手指の動きは、指だけで行われているわけではありません。
前腕には、指を伸ばす総指伸筋があります。
この筋肉に強い緊張やトリガーポイントがあると、手の甲や指に重だるさ、こわばり、動かしにくさを感じることがあります。
そのため杉本治療院では、指だけでなく前腕伸筋群まで触察して、硬さや圧痛を確認します。
パソコン作業・肉体労働では前腕に負担がたまります
パソコン作業、スマートフォン、細かい手作業、工具を使う仕事などでは、前腕の筋肉を長時間使い続けます。
特に、
- 総指伸筋
- 手関節伸筋群
- 手関節屈筋群
- 指を曲げ伸ばしする筋肉
などに疲労がたまりやすくなります。
このような方では、鍼治療によって前腕の筋緊張をやわらげ、手指が動きやすい状態を目指します。
斜角筋の緊張も手指の症状に関係することがあります
手がこわばると、つい手や前腕だけを治療したくなります。
しかし、首の前外側にある斜角筋が強く緊張している場合、首から腕へ向かう神経や血管周囲の環境に影響し、手指の違和感や冷え、しびれ感につながることがあります。
そのため、首肩こりが強い方では、斜角筋の硬さや圧痛も確認します。
手の症状でも、首から前腕までつながりをみることが大切です。
手のこわばりは「使い過ぎ」だけではありません
前腕の筋肉をよく使う方は、筋疲労によって手指がこわばることがあります。
一方で、冷え、睡眠不足、ストレス、首肩の緊張などが重なることで症状が強くなることもあります。
そのため、杉本治療院では手だけをみるのではなく、
- 首肩の緊張
- 前腕の硬さ
- 手関節の動き
- 指の動き
- 冷えや全身の状態
まで確認します。
東洋医学では「気血の巡り」をみます
東洋医学では、手指のこわばりや冷え、しびれ感がある場合に、気血の巡りを一つの視点としてみます。
血が不足して筋肉や腱を十分に養いにくい状態を血虚、巡りが悪くなっている状態を瘀血などと考えることがあります。
また、ストレスが強い方では気滞の状態も確認します。
ここでいう血虚・瘀血・気滞は、現代医学の貧血や血栓そのものを意味するものではなく、東洋医学独自の見方です。
冷えが強い方にはお灸を行うこともあります
朝に手が冷たい、冬になるとこわばりが強くなるという方では、必要に応じてお灸を組み合わせます。
手首や前腕、全身の状態をみながら、心地よい温かさで施術します。
冷えによって筋肉が硬くなっている場合には、温めながら整えることも有効です。
鍼では前腕の深い筋緊張までみます
前腕には小さな筋肉が多く、表面を揉むだけでは十分に届きにくい部位もあります。
鍼では、総指伸筋や手関節周囲の筋肉など、反応のある部位へ刺激を入れることができます。
必要に応じて指圧・マッサージも組み合わせ、筋肉の緊張をやわらげながら手指が動かしやすい状態を目指します。
こんな方は一度ご相談ください
- 朝起きると手がこわばる
- 指が動かしにくい
- パソコン作業で前腕が張る
- 手をよく使う仕事をしている
- 首肩こりも強い
- 手が冷えやすい
- 手指の症状を前腕や首からみてほしい
手指だけでなく、総指伸筋・前腕筋群・斜角筋・首肩まで確認しながら、鍼灸・指圧・マッサージで改善を目指します。
朝のこわばりが30分以上続く場合や、腫れ・熱感・左右対称の関節症状がある場合には、関節リウマチなどの可能性も考え、医療機関での確認をおすすめします。
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