九星気学では、九星はずっと同じ場所にいるわけではありません。
年が変われば配置が変わり、月が変わればまた動きます。
そして、さらに細かく見ていくと、一日ごとにも盤面が変化します。
この一日ごとの九星の配置を、「日盤(にちばん)」といいます。
年盤や月盤について知っている方でも、
「九星は日ごとにも動いているの?」
と、少し驚くかもしれません。
でも、この日盤を知ることで、九星気学が時間をどのように捉えているのかが、さらに分かりやすくなってきます。
日盤とは、一日ごとの九星の配置
九星気学には、年ごとの配置を見る「年盤」があります。
月ごとの配置を見る「月盤」もあります。
そして、一日ごとに変わる盤面が「日盤」です。
つまり、九星の動きは年単位だけではありません。
年・月・日、それぞれの時間の単位で九星が動いていると考えます。
ここに、九星気学の時間を見る細かさがあります。
年盤・月盤・日盤は、それぞれ違う時間を表す
年盤・月盤・日盤は、同じ九星を使いますが、見ている時間の大きさが違います。
年盤は、一年という大きな流れ。
月盤は、その中にある一か月ごとの流れ。
日盤は、さらに細かい一日ごとの動きです。
このように、九星気学では時間を一つの尺度だけで見ているわけではありません。
大きな流れの中に、より細かな変化が重なっている。
そう捉えると、年盤・月盤・日盤の関係も理解しやすくなります。
同じ一日でも、年と月の流れの中にある
日盤だけを単独で見るのではなく、九星気学では、その日がどの年・どの月の中にあるのかも大切になります。
一年という大きな時間があり、その中に月があり、さらに一日があります。
時間はそれぞれ独立しているのではなく、重なりながら進んでいきます。
日盤を知ることで、九星気学が単純に「自分は何星か」だけを見るものではないことも分かってきます。
人を見るだけではなく、時間の変化も見ていく。
そこが九星気学の大きな特徴の一つです。
九星は「固定されたもの」だけではない
九星気学というと、本命星や月命星など、自分が生まれたときの星を思い浮かべる方が多いと思います。
もちろん、それらも大切です。
一方で、九星は盤の中を巡りながら、年・月・日によって配置を変えていきます。
そのため、九星気学は「生まれた星だけで人を決める学び」ではありません。
時間の移り変わりとともに、星がどこに位置しているのかを見る。
この視点が加わると、九星気学の世界はさらに広がってきます。
日盤を知ると、「今日」という時間の見方が変わる
日盤の考え方を知ると、九星気学では一日という時間も細かく見ていることが分かります。
今日は昨日と同じ一日ではありません。
季節が少しずつ移り変わるように、日ごとの時間にも変化があります。
九星気学では、その変化を九星の動きから捉えていきます。
日盤は、単に「今日は運が良いか悪いか」を見るためだけのものではありません。
その日の時間が、どのような性質を持っているのかを見るための一つの手がかりになります。
九星が盤の中を巡ることを「廻座」という
九星は、盤の中で位置を変えながら巡っていきます。
このように、星がそれぞれの位置へ移ることを「廻座(かいざ)」といいます。
年盤でも月盤でも日盤でも、九星は同じ場所に固定されているわけではありません。
どの星が、どこに位置しているのか。
そこを見ることで、時間の意味も少しずつ変わってきます。
九星気学は、星そのものの特徴だけではなく、「どこに廻っているか」も大切にする学びです。
場所には「象意」がある
後天定位のそれぞれの位置には、異なる意味があります。
こうした意味を「象意(しょうい)」といいます。
九星は人の特徴だけを表すものではありません。
方位や季節、時間などとも関係しながら、さまざまな意味を持っています。
そのため、同じ星でも、どこに位置しているかによって見方が変わってきます。
星と場所の意味を重ねて見ることで、九星気学の読み方に奥行きが出てきます。
日盤は「吉か凶か」だけで見るものではない
日盤という言葉を聞くと、
「今日は良い日なのか」
「今日は悪い日なのか」
という見方をしたくなるかもしれません。
でも、私はそれだけで九星気学を捉えないようにしています。
大切なのは、今どのような流れの中にいるのかを知ることです。
そして、その流れを知ったうえで、どう行動するのかを考える。
時間の特徴を知り、自分の行動に活かす。
そこに日盤を学ぶ意味があります。
時間は、常に変化している
九星気学を学んでいくと、時間を固定したものとして見なくなってきます。
年が変わり、月が変わり、日が変わる。
それに合わせて、九星の配置も移り変わります。
この変化を見る視点は、易にも通じるところがあります。
易もまた、物事がどう変化していくのかを見る学びです。
「今はどのような状態なのか」
「これから、どちらへ変化していくのか」
そうした視点を持つことで、目の前の出来事の見え方も変わってきます。
日盤を知ると、九星気学がさらに立体的になる
本命星や月命星を知るだけでも、自分を理解する一つのきっかけになります。
そこに年盤、月盤、日盤という時間の変化が加わると、九星気学はさらに立体的に見えてきます。
人の特徴。
時間の流れ。
星が位置する場所の意味。
これらを少しずつ重ねて理解していくことで、九星気学の全体像が見えやすくなります。
私は、こうした知識を単に覚えるのではなく、日々の生活や生き方を考えるための材料として使うことが大切だと考えています。
もっと深く九星気学を学んでみたい方へ
今回は、九星気学の「日盤」についてご紹介しました。
九星は年ごと、月ごとだけでなく、一日ごとにも配置を変えていきます。
さらに、星がどこに廻座しているのか、その位置にはどのような象意があるのかを見ていくことで、時間の捉え方も広がっていきます。
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