首や肩がつらいのに、骨盤をみることがあります
「首や肩がつらいのに、なぜ骨盤をみるの?」
そう思う方もいるかもしれません。
首肩こりでは、もちろん僧帽筋や胸鎖乳突筋、肩甲骨まわりなどを確認します。
ただ、何度施術しても同じところが硬くなる場合には、骨盤や仙腸関節の状態までみることがあります。
仙腸関節の不具合は、頸椎まで影響することがあります
骨盤の中心にある仙腸関節は、身体の土台に近い位置にあります。
ここに動きの左右差や不具合が生じると、身体はそのバランスを補おうとします。
その影響が背骨を通じて上へ広がり、胸椎や頸椎、首肩まわりの筋緊張につながることがあります。
首だけをみていては分からない原因が、骨盤側に隠れているケースもあります。
「過緊張連鎖」で首肩こりが強くなることも
一つの部位に不具合があると、別の部位がそれを補うために緊張することがあります。
当院では、こうした反応を「過緊張連鎖」という視点からみています。
例えば、仙腸関節の動きが悪くなることで骨盤周囲が緊張し、その影響が背中、肩、首へと広がる場合があります。
「首が硬いから首だけをほぐす」ではなく、なぜ首が硬くなっているのかを身体全体から考える。
これが骨盤調整を首肩こりに取り入れる理由です。
骨盤調整の前後で、首肩の硬さが変わることがあります
施術では、骨盤調整を行う前に首や肩の筋肉へ触れ、硬さや圧痛を確認することがあります。
その後、仙腸関節を中心に骨盤調整を行い、もう一度同じ部位を確認します。
すると、首肩の硬さがやわらいだり、押したときの痛みが軽くなったりする変化がみられることがあります。
こうした反応は、研究会や日々の臨床の中で繰り返し確認してきました。
もちろん、すべての首肩こりが骨盤調整で変化するわけではありません。
ただ、首肩と骨盤が身体の中でつながっていることを実感できるケースがあります。
首肩だけ揉んでも戻りやすい方は、骨盤も確認します
「マッサージを受けると楽になるけれど、すぐ戻ってしまう」
という方も少なくありません。
その場合、首肩の筋肉を緩めること自体は大切です。
ただし、背骨や骨盤の動きに偏りがあると、同じ筋肉へ再び負担が集まりやすくなります。
そこで、首・肩・背中・骨盤を一つのつながりとして確認します。
骨盤調整はボキボキせず、仙腸関節をやさしく整えます
骨盤調整では、関節を急激にひねって音を鳴らすような矯正は行いません。
仙腸関節への関節運動学的なアプローチを中心に、関節を小さくゆっくり動かしていきます。
必要に応じて、オステオパシーのアーティキュレーション、操体法、PNFなども取り入れます。
骨を無理に動かすのではなく、身体が自然に動きやすい状態を目指します。
指圧・マッサージと骨盤調整を組み合わせます
首肩こりでは、骨盤調整だけで終わることはありません。
指圧・マッサージで首、肩、肩甲骨、背中の筋緊張を整えながら、必要に応じて骨盤調整を組み合わせます。
鍼灸を希望される方には、鍼灸を併用することもできます。
首肩の症状と、骨盤からの全身バランスの両方をみる。
その方の身体に合わせて施術を組み立てます。
こんな首肩こりでは、骨盤をみることがあります
- 首肩こりを何度も繰り返す
- 片側だけ強くこる
- 首肩をほぐしても戻りやすい
- 姿勢の左右差が気になる
- 腰や骨盤にも違和感がある
- 身体全体がねじれている感じがする
首肩だけでは変化しにくい場合、骨盤まで確認することで別の手がかりが見つかることがあります。
首こり・肩こり・骨盤調整についてLINEでご相談ください
「首肩こりを繰り返している」
「首をほぐしてもすぐ戻ってしまう」
「骨盤から身体全体をみてほしい」
✅ 仙腸関節・骨盤の動きを確認
✅ 首肩の硬さ・圧痛を施術前後で確認
✅ 指圧・マッサージと骨盤調整を組み合わせます
✅ 必要に応じて鍼灸も併用できます


