ストレスでお腹が硬くなる方へ|呼吸と自律神経を整える按腹療法【横須賀・杉本治療院】

按腹療法

ストレスが強いと、お腹が硬くなることがあります

「忙しい時期になると、みぞおちが硬くなる」

「無意識にお腹へ力が入っている」

「呼吸が浅く、ため息が増えた」

このような方では、首肩だけでなく腹部にも強い緊張がみられることがあります。

杉本治療院では、ストレスや自律神経の不調を感じる方にも、必要に応じて按腹(あんぷく)を行います。

按腹は基本的に衣服の上から行い、お腹の張りや硬さ、呼吸に伴う動きを確認しながら施術します。


腹筋群は「息を吐く」動きにも関わります

腹筋というと、姿勢を支える筋肉というイメージが強いかもしれません。

しかし腹筋群は、特にしっかり息を吐くときの呼吸運動にも関わっています。

腹部が強く緊張していると、呼吸に合わせてお腹や肋骨が自然に動きにくくなることがあります。

按腹では、腹筋群の緊張をゆっくりと整えながら、呼吸しやすい状態を目指します。


しっかり吐けると、次の息を吸いやすくなります

深く呼吸しようとして、一生懸命に息を吸おうとする方は少なくありません。

しかし呼吸では、まず無理なく息を吐けることも大切です。

息を吐いたあとには、横隔膜や胸郭が次の吸気へ移りやすくなります。

お腹やみぞおちの力が抜け、ゆっくり息を吐けるようになると、「自然に深く吸えるようになった」と感じる方もいます。


呼吸と自律神経は深く関係しています

ストレスや緊張が強いときには、呼吸が速く、浅くなりやすい傾向があります。

反対に、ゆっくりとした呼吸は、自律神経系に影響し、身体が落ち着きやすい状態をつくることが知られています。

按腹そのものを「自律神経を治す施術」と考えるのではありません。

腹部の緊張をやわらげ、呼吸がゆっくり行いやすい身体をつくることを、自律神経を整える一つのきっかけとして考えています。


お腹への指圧は、身体への「感覚入力」になります

皮膚や筋肉へ刺激が入ると、その情報は神経を通して中枢へ伝えられます。

杉本治療院では、按腹による刺激も身体への感覚入力として捉えています。

腹部へゆっくり持続的な圧を入れると、施術中に呼吸がゆっくりしたり、身体の力が抜けたりする方もいます。

こうした体性感覚から自律神経系への影響も考えながら、強く押し込むのではなく、リラックスできる圧を大切にしています。


東洋医学では、ストレスを「肝鬱気滞」と考えることがあります

東洋医学では、ストレスによって気の流れが滞る状態を「肝鬱気滞(かんうつきたい)」と呼ぶことがあります。

「肝」は、気を全身へスムーズに巡らせる働きと関係すると考えます。

ストレスが続いて気の流れが滞ると、

  • お腹が張る
  • みぞおちが苦しい
  • 胸がつかえる
  • ため息が増える
  • 首肩が硬くなる

といった状態がみられることがあります。

按腹では、腹部の緊張をゆるめながら、気が巡りやすい状態を目指すという考え方を大切にしています。


肋骨の下が張る「胸脇苦満」も確認します

東洋医学の腹診には、「胸脇苦満(きょうきょうくまん)」という見方があります。

みぞおちから肋骨の下縁あたりに張りや抵抗感がみられる状態です。

ストレスが強い方や、東洋医学的に気の巡りが悪いと考えられる方でみられることがあります。

杉本治療院では、肋骨の下を強く押すのではなく、衣服の上から腹部全体の張りや呼吸の動きを確認しながら、ゆっくりと圧を入れていきます。


臍下丹田への指圧も大切にしています

へその下にある臍下丹田(せいかたんでん)は、日本の伝統的な身体観や武道でも、身体の中心として重視されてきました。

按腹では、臍下丹田へゆっくりと深く圧を入れることがあります。

下腹部が安定すると、上半身の余計な力が抜け、呼吸がしやすく感じられる方もいます。

東洋医学では、こうした深い呼吸を考えるときに「腎の納気作用」という考え方があります。


「腎の納気」とは、深い呼吸を支える東洋医学の考え方です

東洋医学には、肺が取り入れた気を腎が下方へ納めるという「腎の納気」という考え方があります。

ここでいう「腎」は、現代医学の腎臓そのものを指しているわけではありません。

東洋医学では、生命力や成長、下半身の働きなどを含む広い概念として捉えます。

腎の納気がうまく働くと、気が上に浮かず、深く落ち着いた呼吸ができると考えます。

そのため、臍下丹田への按腹も、下腹部に意識を集め、深い呼吸を行いやすくするための施術として大切にしています。


按腹で「気の流れ」を整える

ストレスが続くと、頭や胸に意識が集まり、身体全体に力が入りやすくなります。

そんなときに、ゆっくりとお腹へ圧が入ることで、呼吸が落ち着き、身体の中心へ意識が戻りやすくなることがあります。

東洋医学では、それを滞っていた気が巡りやすくなると表現します。

現代的には、腹部の筋緊張がやわらぎ、呼吸がゆっくりし、身体がリラックスしやすくなる状態と考えることもできます。

東洋医学と現代的な身体の見方は表現こそ違いますが、按腹ではその両方を大切にしています。


こんな方は一度ご相談ください

  • ストレスが強い
  • お腹やみぞおちがいつも硬い
  • 呼吸が浅いと感じる
  • ため息が多い
  • 首肩にも力が入りやすい
  • 胃腸の調子もストレスに左右される
  • 身体の力を抜くのが苦手

腹部だけでなく、呼吸・首肩・胸郭・全身の緊張を確認しながら、按腹・指圧・マッサージ・鍼灸を組み合わせて施術します。


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