四緑木星⑧|四緑木星はどんな人?まろやかさ・整える力・しっかり者の生き方を総まとめ

九星気学・易

ここまで7回にわたって、四緑木星のさまざまな象意を見てきました。

今回は総まとめとして、「四緑木星はどんな人なのか」を、私自身が感じている四緑らしさも交えながらお話しします。

四緑木星を一言で表すなら、まろやかで、人や物事を整える力を持った、しっかり者の星です。

東南は、一日の中でも心地よい時間

四緑木星は、後天定位では東南に位置します。

一日でいえば、朝日が昇ったあと、太陽の光がさらに強くなっていく午前中。

季節でいえば、4月から5月頃の、暖かく過ごしやすい時期に重なります。

寒すぎず、暑すぎず、外へ出るのが気持ちいい。

この「心地よさ」「やわらかさ」が、四緑木星の人にも表れやすいように感じます。

話しやすく、まろやかで、周囲に安心感を与える。

四緑木星には、そんな魅力があります。

華があり、自然と人の目を引く

四緑木星の人には、華があり、自然と目立つ人も多いと感じます。

強く自分を押し出して目立つというよりも、身なりや振る舞いが整っていて、存在そのものにまとまりがある。

そのため、無理に前へ出なくても人の目に留まりやすいところがあります。

東南は十二支では辰・巳の場所です。

気学では「辰巳」から立身という意味にもつなげて考えます。

自分の足で立ち、自分なりの考えを持つ。

やわらかく見えて、実はしっかりしている。

これも四緑木星らしいところです。

身の回りを「整える」のが得意

四緑木星の代表的な象意は、やはり「整う」です。

生活のリズム。

時間の使い方。

服装や髪型。

デスク周りや部屋。

自分の身の回りをきちんと整えておきたい人が多い印象があります。

乱雑な状態や、物事が中途半端になっている状態に、落ち着かなさを感じることもあるでしょう。

「ここをもう少し整えたい」

そんな感覚が自然に働くのが四緑木星です。

しっかり者の「長女気質」

四緑木星の易卦「巽」には、長女という意味があります。

実際の家族構成に関係なく、四緑木星には「しっかり者の長女」のような雰囲気があります。

周囲をよく見て、必要なことに気づき、人をまとめる。

その一方で、だらしなさや無計画な状態を見ると、「もう少しちゃんとしてほしい」と感じることもあるかもしれません。

それは、誰かを責めたいというより、全体をきちんとした状態にしたいという四緑の性質から来ています。

自分が動く三碧、周囲を動かす四緑

三碧木星と四緑木星は、どちらも木性です。

しかし、動き方には大きな違いがあります。

三碧木星は陽の星。

自分自身が動いて、道を切り開いていく。

四緑木星は陰の星。

人をまとめ、周囲が動きやすい状態をつくる。

自分一人が勢いよく走るというよりも、人に声をかけ、調整し、全体を動かしていくことが得意です。

これまで見てきた「整える」「信用」「営業」「往来」という象意も、この力につながっています。

思いどおりに整えたい気持ちも強い

整えることが得意だからこそ、自分の中に「こうした方がうまくいく」という完成形を持っていることがあります。

そのため、物事が思ったように進まなかったり、周囲がなかなか動かなかったりすると、少しストレスを感じることもあるでしょう。

これは、四緑木星の調整力の裏側でもあります。

周囲を動かす力があるからこそ、相手のペースも尊重する。

そこに四緑の「まろやかさ」が加わると、持っている力がさらに活きてきます。

損得を判断するのも早い

四緑木星は、交渉や営業とも関係する星です。

そのため、物事を見た時に、

「これは自分にとって必要か」

「ここに時間や労力をかける意味があるか」

といった判断が早い人もいます。

自分にとって明らかに不利なことを、何も考えずに引き受けるタイプではありません。

これは単なる損得勘定というよりも、全体のバランスを見て判断する力として活かすことができます。

まろやかさと素直さが、四緑の魅力を引き出す

四緑木星は、とてもしっかりした星です。

だからこそ、自分の力だけで何でも整えようとするより、時には人の話を聞き、人から学ぶことが大切になります。

四緑の従順には、尊敬心があります。

尊敬できる人を持ち、その人から素直に学ぶ。

そうすることで、四緑木星の「整える力」や「人をまとめる力」は、さらに豊かなものになります。

しっかりしているからこそ、やわらかく。

自立しているからこそ、素直に。

このバランスが取れた時、四緑木星の魅力はとても大きくなります。

四緑木星は「人を動かす力」を持っている

四緑木星は、自分一人で何でもやろうとする星ではありません。

人に声をかけ、役割を整え、全体が動きやすい状態をつくることが得意です。

自分が先頭を走るというよりも、周囲を見ながら人を動かしていく。

「この人がいると、なぜか全体がまとまる」

そんな力を発揮するのが四緑木星です。

ただし「整えすぎ」には少し注意

整える力が強いということは、自分の中に「こうあるべき」という形を持ちやすいということでもあります。

だからこそ、周囲がその通りに動かないと、つい気になってしまうことがあります。

人にはそれぞれペースがあります。

自分ならすぐにできることでも、相手には時間が必要な場合もあります。

整える力に、待つ力や相手を尊重する気持ちが加わると、四緑木星のまとめる力はさらに大きくなります。

信用・信頼が、四緑木星の大きな財産

四緑木星を見てきて、やはり外せないのが「信用・信頼」です。

言葉と行動が整っている。

約束を守る。

相手の話をきちんと聞く。

周囲との関係を大切にする。

こうした積み重ねが、やがて「あの人なら大丈夫」という信用につながります。

華があるだけではなく、信頼される。

そこまで整ってくると、四緑木星の魅力はさらに深くなります。

四緑木星は、人とのご縁の中で伸びる

四緑木星には、風・往来・遠・縁談といった象意もあります。

人と出会う。

遠くの人とつながる。

人から人へ信用が伝わる。

そのご縁が、また新しいご縁を運んでくる。

四緑木星は、人との関係の中で世界を広げていく星です。

一人で完成しようとするよりも、人と共に生きることで本来の良さが出てきます。

私の最大吉方は四緑木星です

実は、私の最大吉方は四緑木星です。

そのため私は、普段から四緑木星の象意や生き方を意識しています。

身の回りを整える。

人との信用を大切にする。

尊敬できる人を持つ。

人と人との間を整える。

長く続く関係を育てる。

こうした四緑木星の生き方を、日常の中で少しずつ身につけるようにしています。

最大吉方は「生き方」として取り入れる

最大吉方というと、吉方位へ行くことだけを思い浮かべる方もいるかもしれません。

しかし、最大吉方には、その星が持っている良さや生き方を、自分自身に取り入れていくという見方があります。

四緑木星が最大吉方なら、四緑らしい「整える」「信用する」「尊敬する」「人と共に生きる」といった姿勢を意識する。

最大吉方の生き方を身につけることは、自分らしい幸せに近づくための近道の一つだと考えています。

方位を知るだけではなく、その星の生き方まで日常に落とし込む。

そこまでやって初めて、気学が「知識」から「生き方」へ変わっていきます。

四緑木星らしく生きるということ

四緑木星は、まろやかでありながら、実はとてもしっかりした星です。

人や物事を整える。

信用を育てる。

人とのご縁を大切にする。

尊敬できる人から素直に学ぶ。

そして、自分一人ではなく、周囲と共に成長していく。

しっかりしているけれど、やわらかい。自立しているけれど、人を大切にできる。

そんな姿に、四緑木星の良さがよく表れています。

まとめ

四緑木星は、後天定位では東南に位置し、木性の成長がさらに進んで、全体が整っていく段階を表します。

代表的な象意は「整う」。そこから、信用・信頼、営業、風、往来、長、遠、従順、尊敬心など、さまざまな意味へ広がっていきます。

四緑木星の人は、まろやかでありながら、周囲をよく見ているしっかり者。

身の回りを整え、人をまとめ、信用を育てながら、ご縁を広げていく力があります。

そして、その力をさらに活かす鍵になるのが、素直さと尊敬心です。

整える。信頼する。人と共に生きる。

そこに、四緑木星という星の魅力が凝縮されています。

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