胃もたれ・食欲不振が続いていませんか?
「食べるとすぐ胃が重くなる」
「以前より食欲が落ちた」
「胃薬を飲むと少し楽になるけれど、また繰り返す」
このような胃腸の不調では、胃だけをみるのではなく、お腹全体の緊張や働きを確認することが大切です。
杉本治療院では、必要に応じて按腹(あんぷく)を行い、胃腸が働きやすい状態を目指します。
胃が重いとき、みぞおちが硬くなっていることがあります
胃もたれがある方では、みぞおち周辺が張っていたり、力が入り続けていたりすることがあります。
ストレスや緊張が強い方では、呼吸が浅くなり、上腹部全体が硬くなっていることもあります。
按腹では、こうした硬さに対して強く押し込むのではなく、ゆっくりと圧を沈め、腹部の緊張がやわらぐのを待ちます。
東洋医学では「胃」だけでなく「脾」も重視します
東洋医学では、胃と脾は表裏の関係にあると考えます。
胃は食べ物を受け入れ、脾はそこから必要なものを取り込み、全身へ巡らせる働きと関係すると考えます。
ここでいう「脾」は、現代医学の脾臓そのものではなく、消化・吸収や栄養、水分代謝などに関わる東洋医学的な働きです。
そのため、胃の不調が慢性化している場合には、胃だけでなく脾の状態までみることが大切になります。
慢性化した胃の弱りは「陰主陽従」で考えることがあります
東洋医学には、「陰主陽従(いんしゅようじゅう)」という考え方があります。
陰が土台となり、その上で陽が働くという見方です。
脾と胃の関係で考えると、陰にあたる脾の働きが弱ることで、陽にあたる胃の働きも十分に発揮しにくくなると考えることがあります。
そのため、慢性的な胃もたれや食欲不振では、胃だけを刺激するのではなく、脾の働きを立て直すことを重視する場合があります。
経絡指圧では、臍の周囲を「脾の反応エリア」とみます
杉本治療院では、経絡指圧の考え方も取り入れています。
経絡指圧の腹証では、臍の周囲を脾の反応エリアとしてみることがあります。
この周囲が硬い、張っている、力が入りにくいといった反応がみられる場合には、脾の状態をみる一つの手がかりとします。
臍の周囲が硬い方では、そこをいきなり強く押すのではなく、周囲から丁寧にゆるめ、少しずつ圧を浸透させていきます。
腹部がやわらぎ、呼吸がしやすくなることで、胃の重さが楽に感じられる方もいます。
「胃が悪いから胃だけを押す」わけではありません
胃もたれがあるからといって、上腹部だけを刺激すればよいわけではありません。
臍周囲のみかた、みぞおちの緊張、下腹部の力、呼吸、ストレスなど、腹部全体を確認します。
そのうえで、どこをゆるめるのか、どこへ刺激を入れるのかを決めます。
腹診をして、その人の状態に合わせて刺激を変える。
これが按腹の大切なところです。
食欲が落ちて元気がない方は、刺激を強くしすぎません
胃腸の働きが落ち、食欲もなく、全身の元気がない方では、強い刺激が合わないことがあります。
そのような場合は、気持ちよい程度の刺激を入れながら、胃腸が働きやすい状態を目指します。
反対に、ストレスでみぞおちが硬く、張りが強い方では、ゆっくりと緊張をほどいていきます。
同じ「胃もたれ」でも、身体の状態によって施術は変わります。
必要に応じて、下肢への鍼刺激も組み合わせます
杉本治療院では、胃腸の不調に対して按腹だけでなく、必要に応じて鍼灸も組み合わせます。
例えば、足三里など下肢のツボを使うことがあります。
鍼灸の生理学では、下肢への感覚刺激が中枢へ伝わり、自律神経を介して内臓機能へ影響する反射を、上脊髄反射を含む体性―内臓反射の考え方から説明することがあります。
「足に鍼をすると、なぜ胃をみることになるの?」と思われるかもしれません。
局所だけでなく、神経系を介して胃腸が働きやすい状態を目指す。
これも鍼灸ならではの考え方です。
ストレスが強い方は「肝」もみます
胃もたれは、食べすぎだけで起こるわけではありません。
仕事や人間関係などでストレスが続くと、みぞおちが詰まった感じがしたり、食欲が落ちたりする方もいます。
東洋医学では、このような状態を肝気鬱結・気滞としてみることがあります。
その場合は、脾胃だけでなく、肋骨下やみぞおちの緊張も丁寧に整えます。
按腹と鍼灸で「胃腸が働きやすい身体」へ
按腹は、単に胃を揉む施術ではありません。
胃が弱っているのか。
脾の働きが低下しているのか。
ストレスで気が滞っているのか。
腹部のどこに反応が出ているのか。
こうした身体の状態をみながら施術を組み立てます。
必要に応じて下肢への鍼刺激も組み合わせ、腹部と全身の両方から胃腸が働きやすい状態を目指すのが杉本治療院の考え方です。
こんな方は一度ご相談ください
- 胃もたれが続いている
- 食後に胃が重い
- 食欲が落ちている
- ストレスで胃の調子が悪くなる
- みぞおちが硬い
- 臍の周囲が張っている感じがする
- 胃薬を飲んでも繰り返す
腹部だけでなく、脾胃・ストレス・呼吸・全身の状態を確認しながら、按腹・指圧・マッサージ・鍼灸を組み合わせて施術します。
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